阪急神戸本線 価格相場レポート

中古マンション相場の概況

2019年10月〜12月期の阪急神戸本線 (園田駅春日野道駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は41.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +6.8%( +2.7万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 100 件(1年前(2018年)に比べて +3.1%( +3件/㎡)と小幅に増加しています。)。

平均築年数は 23.3年(昨年 23.1年から +0.7 %増)。平均専有面積は 62.5 ㎡ (昨年 61.4 ㎡から +1.6 %増)。

近年の取引物件の特徴は、築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。夙川駅春日野道駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは岡本駅で昨年に比べ +146.2 %、単価は 94.1 万円/㎡となった。

上位 2 駅(岡本駅夙川駅)は +90.2 %(単価 +34.0 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(芦屋川駅園田駅)は -35.6 %(単価 -16.1 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 2.1 % → 2019年 8.1 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 41.2 % → 2019年 38.4 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 10.3 % → 2019年 16.2 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 21.6 % → 2019年 12.0 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった岡本駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は94.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +146.2%( +55.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった園田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は15.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -28.3%( -5.9万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -33.3%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。

阪急神戸本線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
阪急神戸本線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
園田駅15.0万/㎡
(41.8年/67.5㎡)
20.9万/㎡
(31.4年/55.0㎡)
26.0万/㎡
(21.2年/68.0㎡)
塚口駅38.3万/㎡
(22.5年/62.6㎡)
32.6万/㎡
(26.2年/62.1㎡)
38.8万/㎡
(15.6年/63.8㎡)
武庫之荘駅27.6万/㎡
(25.1年/59.3㎡)
33.1万/㎡
(21.7年/60.0㎡)
28.7万/㎡
(22.2年/59.7㎡)
西宮北口駅52.9万/㎡
(18.3年/63.9㎡)
47.9万/㎡
(17.0年/65.8㎡)
47.9万/㎡
(17.4年/70.5㎡)
夙川駅47.5万/㎡
(30.1年/75.7㎡)
35.4万/㎡
(26.8年/68.0㎡)
45.4万/㎡
(19.0年/66.2㎡)
芦屋川駅35.0万/㎡
(22.8年/85.0㎡)
61.3万/㎡
(17.3年/80.0㎡)
37.8万/㎡
(23.4年/80.0㎡)
岡本駅94.1万/㎡
(6.8年/85.0㎡)
38.2万/㎡
(32.8年/100㎡)
45.7万/㎡
(7.8年/105㎡)
御影駅42.5万/㎡
(23.3年/72.5㎡)
45.5万/㎡
(19.3年/65.0㎡)
33.8万/㎡
(31.5年/66.4㎡)
六甲駅35.8万/㎡
(28.2年/61.2㎡)
32.2万/㎡
(27.2年/59.3㎡)
37.8万/㎡
(19.5年/73.6㎡)
王子公園駅38.3万/㎡
(23.5年/62.5㎡)
39.3万/㎡
(24.1年/55.8㎡)
33.0万/㎡
(26.8年/60.0㎡)
春日野道駅64.9万/㎡
(12.9年/30.6㎡)
52.4万/㎡
(18.6年/48.8㎡)
53.5万/㎡
(14.0年/49.4㎡)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

岡本駅94.1 万/㎡(昨年同期比 +146.2 %)

岡本駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は94.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +146.2%( +55.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 6.8年(昨年 32.8年から -79.4 %減)。平均専有面積は 85.0 ㎡ (昨年 100.0 ㎡から -15.0 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 32.8 年 → 2019年 6.8 年、-79.4 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 14.0 分 → 2019年 5.0 分、-64.3 %と大きく減少)

夙川駅47.5 万/㎡(昨年同期比 +34.3 %)

夙川駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は47.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +34.3%( +12.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2018年)に比べて +40.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 30.1年(昨年 26.8年から +12.3 %増)。平均専有面積は 75.7 ㎡ (昨年 68.0 ㎡から +11.3 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 13.8 分 → 2019年 9.3 分、-32.7 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2018年 26.8 年 → 2019年 30.1 年、+12.3 %と増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2018年 40.0 % → 2019年 42.9 %)

芦屋川駅35.0 万/㎡(昨年同期比 -42.9 %)

芦屋川駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は35.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -42.9%( -26.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 22.8年(昨年 17.3年から +31.9 %増)。平均専有面積は 85.0 ㎡ (昨年 80.0 ㎡から +6.2 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 17.3 年 → 2019年 22.8 年、+31.9 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 13.0 分 → 2019年 17.0 分、+30.8 %と大きく増加)

園田駅15.0 万/㎡(昨年同期比 -28.3 %)

園田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は15.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -28.3%( -5.9万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -33.3%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 41.8年(昨年 31.4年から +32.9 %増)。平均専有面積は 67.5 ㎡ (昨年 55.0 ㎡から +22.7 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2018年 9.7 分 → 2019年 8.5 分、-12.1 %と減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 31.4 年 → 2019年 41.8 年、+32.9 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 % → 2019年 50.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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