中古マンション相場の概況
2021年10月〜12月期の阪急伊丹線 (塚口駅~伊丹駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は36.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +5.7%( +2.0万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 46 件(1年前(2020年)に比べて +24.3%( +9件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 23.3年(昨年 24.3年から -3.9 %減)。平均専有面積は 66.6 ㎡ (昨年 67.2 ㎡から -0.8 %減)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。塚口駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは塚口駅で昨年に比べ +11.5 %、単価は 40.1 万円/㎡となった。
上位 1 駅(塚口駅)は +11.5 %(単価 +4.1 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(新伊丹駅)は -41.1 %(単価 -15.9 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 5.6 % → 2021年 11.1 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 25.0 % → 2021年 11.1 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 25.0 % → 2021年 48.9 %)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 10.8 % → 2021年 6.5 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった塚口駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は40.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +11.5%( +4.1万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 19 件(1年前(2020年)に比べて +58.3%( +7件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新伊丹駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -41.1%( -15.9万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて +33.3%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
阪急伊丹線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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塚口駅 | 40.1万/㎡ (24.2年/66.3㎡) | 36.0万/㎡ (29.4年/62.5㎡) | 38.3万/㎡ (22.5年/62.6㎡) |
稲野駅 | - | 10.8万/㎡ (45.8年/65.0㎡) | 18.0万/㎡ (39.3年/72.5㎡) |
新伊丹駅 | 22.8万/㎡ (34.5年/57.5㎡) | 38.7万/㎡ (24.8年/71.7㎡) | 43.0万/㎡ (16.8年/73.3㎡) |
伊丹駅 | 36.1万/㎡ (20.8年/68.5㎡) | 34.4万/㎡ (20.5年/69.3㎡) | 31.1万/㎡ (24.5年/66.1㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
塚口駅 40.1 万/㎡(昨年同期比 +11.5 %)
塚口駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は40.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +11.5%( +4.1万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 19 件(1年前(2020年)に比べて +58.3%( +7件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 24.2年(昨年 29.4年から -17.9 %減)。平均専有面積は 66.3 ㎡ (昨年 62.5 ㎡から +6.1 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 29.4 年 → 2021年 24.2 年、-17.9 %と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 36.4 % → 2021年 22.2 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2020年 36.4 % → 2021年 33.3 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 7.2 分 → 2021年 9.6 分、+34.4 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 25.0 % → 2021年 15.8 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 25.0 % → 2021年 15.8 %)
新伊丹駅 22.8 万/㎡(昨年同期比 -41.1 %)
新伊丹駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -41.1%( -15.9万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて +33.3%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 34.5年(昨年 24.8年から +39.4 %増)。平均専有面積は 57.5 ㎡ (昨年 71.7 ㎡から -19.8 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 24.8 年 → 2021年 34.5 年、+39.4 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 6.7 分 → 2021年 15.8 分、+136.2 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 % → 2021年 75.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示