阪急伊丹線 価格相場レポート

中古マンション相場の概況

2019年10月〜12月期の阪急伊丹線 (塚口駅伊丹駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は34.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +2.1%( +0.7万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 47 件(1年前(2018年)に比べて -2.1%( -1件/㎡)と僅かに減少しています。)。

平均築年数は 23.8年(昨年 23.2年から +2.8 %増)。平均専有面積は 65.4 ㎡ (昨年 65.5 ㎡から -0.1 %減)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。塚口駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは塚口駅で昨年に比べ +17.5 %、単価は 38.3 万円/㎡となった。

上位 1 駅(塚口駅)は +17.5 %(単価 +5.7 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(新伊丹駅)は -9.9 %(単価 -4.7 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 46.8 % → 2019年 38.3 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 8.5 % → 2019年 14.9 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 27.1 % → 2019年 14.9 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった新伊丹駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は43.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -9.9%( -4.7万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて +200.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった伊丹駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は31.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -7.7%( -2.6万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 23 件(1年前(2018年)に比べて -11.5%( -3件/㎡)と不調に推移しています。)。

阪急伊丹線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
阪急伊丹線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
塚口駅38.3万/㎡
(22.5年/62.6㎡)
32.6万/㎡
(26.2年/62.1㎡)
38.8万/㎡
(15.6年/63.8㎡)
稲野駅18.0万/㎡
(39.3年/72.5㎡)
-20.0万/㎡
(26.8年/60.0㎡)
新伊丹駅43.0万/㎡
(16.8年/73.3㎡)
47.7万/㎡
(14.8年/65.0㎡)
-
伊丹駅31.1万/㎡
(24.5年/66.1㎡)
33.7万/㎡
(21.0年/68.3㎡)
32.5万/㎡
(21.6年/66.2㎡)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

塚口駅38.3 万/㎡(昨年同期比 +17.5 %)

塚口駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は38.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +17.5%( +5.7万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 19 件(1年前(2018年)に比べて -9.5%( -2件/㎡)と弱含みに推移しています。)。

平均築年数は 22.5年(昨年 26.2年から -13.9 %減)。平均専有面積は 62.6 ㎡ (昨年 62.1 ㎡から +0.8 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2018年 26.2 年 → 2019年 22.5 年、-13.9 %と減少)
  • 駅からの平均距離が減少(2018年 8.2 分 → 2019年 6.6 分、-19.5 %と減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 57.1 % → 2019年 15.8 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 4.8 % → 2019年 21.1 %)

新伊丹駅43.0 万/㎡(昨年同期比 -9.9 %)

新伊丹駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は43.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -9.9%( -4.7万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて +200.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 16.8年(昨年 14.8年から +13.6 %増)。平均専有面積は 73.3 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から +12.8 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2018年 7.0 分 → 2019年 6.0 分、-14.3 %と減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2018年 14.8 年 → 2019年 16.8 年、+13.6 %と増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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