神戸電鉄三田線 価格相場レポート

中古マンション相場の概況

2019年1月〜12月期の神戸電鉄三田線 (五社駅三田駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は16.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -19.4%( -4.0万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 39 件(1年前(2018年)に比べて +2.6%( +1件/㎡)と僅かに増加しています。)。

平均築年数は 25.3年(昨年 20.9年から +21.3 %増)。平均専有面積は 78.7 ㎡ (昨年 76.8 ㎡から +2.4 %増)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。神鉄道場駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは神鉄道場駅で昨年に比べ +10.1 %、単価は 20.4 万円/㎡となった。

上位 1 駅(神鉄道場駅)は +10.1 %(単価 +1.9 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(五社駅)は -36.3 %(単価 -6.0 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 2.6 % → 2019年 5.1 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 20.9 年 → 2019年 25.3 年、+21.3 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 8.6 分 → 2019年 11.2 分、+29.2 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 57.1 % → 2019年 74.3 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 5.7 % → 2019年 11.4 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった三田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -5.6%( -1.4万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 12 件(1年前(2018年)に比べて -36.8%( -7件/㎡)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった五社駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は10.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -36.3%( -6.0万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。

神戸電鉄三田線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
神戸電鉄三田線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
五社駅10.5万/㎡
(25.0年/75.0㎡)
16.5万/㎡
(16.8年/115㎡)
17.1万/㎡
(21.6年/91.7㎡)
岡場駅12.7万/㎡
(32.0年/78.3㎡)
18.6万/㎡
(21.5年/82.2㎡)
12.0万/㎡
(20.6年/83.8㎡)
田尾寺駅13.7万/㎡
(25.2年/83.5㎡)
13.6万/㎡
(24.7年/80.0㎡)
14.6万/㎡
(23.3年/81.7㎡)
二郎駅--7.2万/㎡
(18.0年/65.0㎡)
道場南口駅12.9万/㎡
(27.5年/70.0㎡)
--
神鉄道場駅20.4万/㎡
(19.1年/80.0㎡)
18.5万/㎡
(18.3年/82.5㎡)
15.5万/㎡
(22.3年/84.0㎡)
横山駅15.7万/㎡
(21.0年/60.0㎡)
--
三田本町駅8.8万/㎡
(24.3年/65.0㎡)
-20.7万/㎡
(20.4年/70.0㎡)
三田駅23.6万/㎡
(21.4年/78.8㎡)
25.0万/㎡
(19.8年/70.5㎡)
22.6万/㎡
(18.0年/68.8㎡)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

神鉄道場駅20.4 万/㎡(昨年同期比 +10.1 %)

神鉄道場駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +10.1%( +1.9万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて +50.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 19.1年(昨年 18.3年から +4.8 %増)。平均専有面積は 80.0 ㎡ (昨年 82.5 ㎡から -3.0 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 5.0 分 → 2019年 3.7 分、-26.7 %と大きく減少)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 66.7 %)

五社駅10.5 万/㎡(昨年同期比 -36.3 %)

五社駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は10.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -36.3%( -6.0万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 25.0年(昨年 16.8年から +49.2 %増)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 115.0 ㎡から -34.8 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 16.8 年 → 2019年 25.0 年、+49.2 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 19.0 分 → 2019年 23.0 分、+21.1 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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