山陽電鉄本線 価格相場レポート

中古マンション相場の概況

2021年10月〜12月期の山陽電鉄本線 (西代駅手柄駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +0.5%( +0.1万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 38 件(1年前(2020年)に比べて +8.6%( +3件/㎡)と堅調に推移しています。)。

平均築年数は 28.2年(昨年 27.4年から +2.9 %増)。平均専有面積は 64.6 ㎡ (昨年 66.0 ㎡から -2.1 %減)。

近年の取引物件の特徴は、専有面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 9 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。板宿駅西舞子駅大蔵谷駅西新町駅山陽魚住駅浜の宮駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは西代駅で昨年に比べ +297.7 %、単価は 65.0 万円/㎡となった。

上位 2 駅(西代駅東二見駅)は +201.4 %(単価 +27.7 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(飾磨駅霞ケ丘駅)は -36.6 %(単価 -10.4 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 22.9 % → 2021年 31.6 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 6.9 分 → 2021年 9.8 分、+43.1 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 5.7 % → 2021年 17.1 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった西代駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は65.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +297.7%( +48.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった山陽魚住駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は10.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +82.0%( +4.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

山陽電鉄本線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
山陽電鉄本線現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
西代駅65.0万/㎡
(1.8年/60.0㎡)
16.3万/㎡
(34.8年/77.5㎡)
-
板宿駅40.0万/㎡
(14.8年/55.0㎡)
31.7万/㎡
(20.9年/66.4㎡)
-
東須磨駅---
月見山駅-43.8万/㎡
(9.8年/80.0㎡)
34.2万/㎡
(13.8年/75.0㎡)
須磨寺駅23.1万/㎡
(35.8年/65.0㎡)
25.5万/㎡
(23.8年/55.0㎡)
33.3万/㎡
(22.8年/60.0㎡)
山陽須磨駅--34.3万/㎡
(20.8年/70.0㎡)
須磨浦公園駅---
山陽塩屋駅---
滝の茶屋駅17.4万/㎡
(32.8年/75.0㎡)
--
東垂水駅--21.8万/㎡
(20.8年/55.0㎡)
山陽垂水駅---
霞ケ丘駅16.9万/㎡
(48.0年/67.5㎡)
22.4万/㎡
(25.8年/75.0㎡)
26.0万/㎡
(37.8年/93.3㎡)
舞子公園駅---
西舞子駅33.9万/㎡
(17.8年/80.0㎡)
20.8万/㎡
(34.8年/65.0㎡)
20.5万/㎡
(31.8年/82.5㎡)
大蔵谷駅27.5万/㎡
(22.4年/71.7㎡)
21.9万/㎡
(26.8年/70.0㎡)
38.3万/㎡
(17.8年/60.0㎡)
人丸前駅-21.4万/㎡
(42.3年/65.0㎡)
-
山陽明石駅-30.8万/㎡
(38.8年/65.0㎡)
10.0万/㎡
(37.8年/75.0㎡)
西新町駅41.5万/㎡
(14.3年/65.0㎡)
21.3万/㎡
(27.3年/40.0㎡)
9.2万/㎡
(45.8年/60.0㎡)
林崎松江海岸駅21.9万/㎡
(30.8年/63.3㎡)
-12.0万/㎡
(32.8年/75.0㎡)
藤江駅10.1万/㎡
(31.3年/55.0㎡)
--
中八木駅---
江井ケ島駅15.5万/㎡
(26.8年/62.5㎡)
-13.9万/㎡
(25.8年/63.3㎡)
西江井ケ島駅11.0万/㎡
(32.8年/50.0㎡)
-16.0万/㎡
(28.8年/75.0㎡)
山陽魚住駅10.4万/㎡
(31.8年/75.0㎡)
5.7万/㎡
(25.8年/70.0㎡)
8.1万/㎡
(29.8年/70.0㎡)
東二見駅13.1万/㎡
(27.0年/58.8㎡)
6.4万/㎡
(31.8年/80.0㎡)
8.9万/㎡
(33.1年/59.2㎡)
西二見駅--22.9万/㎡
(13.8年/70.0㎡)
別府駅18.5万/㎡
(31.8年/67.5㎡)
15.4万/㎡
(31.8年/65.0㎡)
11.1万/㎡
(28.8年/80.0㎡)
浜の宮駅20.0万/㎡
(24.8年/65.0㎡)
13.8万/㎡
(25.3年/70.0㎡)
18.5万/㎡
(29.8年/65.0㎡)
尾上の松駅-10.5万/㎡
(25.8年/60.0㎡)
-
大塩駅---
的形駅7.5万/㎡
(0年/65.0㎡)
--
白浜の宮駅-14.2万/㎡
(32.8年/65.0㎡)
-
妻鹿駅---
飾磨駅16.3万/㎡
(26.4年/63.3㎡)
31.7万/㎡
(13.8年/60.0㎡)
10.0万/㎡
(30.4年/64.0㎡)
亀山駅17.3万/㎡
(26.8年/55.0㎡)
18.5万/㎡
(22.8年/65.0㎡)
8.7万/㎡
(32.8年/70.0㎡)
手柄駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

西代駅65.0 万/㎡(昨年同期比 +297.7 %)

西代駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は65.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +297.7%( +48.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 1.8年(昨年 34.8年から -95.0 %減)。平均専有面積は 60.0 ㎡ (昨年 77.5 ㎡から -22.6 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 34.8 年 → 2021年 1.8 年、-95.0 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 100.0 %)

東二見駅13.1 万/㎡(昨年同期比 +105.1 %)

東二見駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は13.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +105.1%( +6.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて +300.0%( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 27.0年(昨年 31.8年から -15.0 %減)。平均専有面積は 58.8 ㎡ (昨年 80.0 ㎡から -26.6 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2020年 31.8 年 → 2021年 27.0 年、-15.0 %と減少)
  • 駅からの平均距離が減少(2020年 10.0 分 → 2021年 8.5 分、-15.0 %と減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 100.0 %)

飾磨駅16.3 万/㎡(昨年同期比 -48.4 %)

飾磨駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は16.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -48.4%( -15.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて +200.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 26.4年(昨年 13.8年から +92.1 %増)。平均専有面積は 63.3 ㎡ (昨年 60.0 ㎡から +5.6 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 13.8 年 → 2021年 26.4 年、+92.1 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 6.0 分 → 2021年 7.3 分、+22.2 %と大きく増加)

霞ケ丘駅16.9 万/㎡(昨年同期比 -24.8 %)

霞ケ丘駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は16.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -24.8%( -5.6万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 48.0年(昨年 25.8年から +86.4 %増)。平均専有面積は 67.5 ㎡ (昨年 75.0 ㎡から -10.0 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 14.0 分 → 2021年 7.8 分、-44.6 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 25.8 年 → 2021年 48.0 年、+86.4 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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