神戸高速鉄道東西線 価格相場レポート

中古マンション相場の概況

2019年10月〜12月期の神戸高速鉄道東西線 (西代駅元町駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は41.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -23.3%( -12.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 40 件(1年前(2018年)に比べて +11.1%( +4件/㎡)と好調に推移しています。)。

平均築年数は 19.6年(昨年 14.3年から +37.8 %増)。平均専有面積は 51.1 ㎡ (昨年 43.3 ㎡から +18.0 %増)。

近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。ほとんどの駅において下落した。高速神戸駅花隈駅は、昨年から 5 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは新開地駅で昨年に比べ -30.6 %、単価は 38.5 万円/㎡となった。

上位 2 駅(西元町駅高速神戸駅)は -6.0 %(単価 -2.6 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(新開地駅高速長田駅)は -28.9 %(単価 -12.7 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 5.6 % → 2019年 8.8 %)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 19.4 % → 2019年 22.5 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 14.3 年 → 2019年 19.6 年、+37.8 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 4.7 分 → 2019年 5.9 分、+24.9 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 30.6 % → 2019年 44.1 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 52.8 % → 2019年 47.5 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった西元町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は56.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +4.0%( +2.2万円/㎡)と小幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2018年)に比べて +40.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった高速長田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -27.2%( -8.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2018年)に比べて +133.3%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。

神戸高速鉄道東西線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
神戸高速鉄道東西線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
西代駅---
高速長田駅22.6万/㎡
(27.8年/56.4㎡)
31.1万/㎡
(23.1年/51.7㎡)
28.4万/㎡
(20.8年/75.0㎡)
大開駅43.8万/㎡
(11.8年/80.0㎡)
-33.2万/㎡
(16.4年/61.7㎡)
新開地駅38.5万/㎡
(19.1年/50.7㎡)
55.5万/㎡
(13.2年/38.2㎡)
63.3万/㎡
(7.5年/30.0㎡)
高速神戸駅38.1万/㎡
(22.6年/49.0㎡)
45.4万/㎡
(17.4年/36.0㎡)
57.7万/㎡
(16.8年/30.0㎡)
花隈駅40.4万/㎡
(21.9年/52.1㎡)
50.3万/㎡
(12.8年/50.0㎡)
45.2万/㎡
(23.8年/47.5㎡)
西元町駅56.5万/㎡
(15.5年/38.6㎡)
54.3万/㎡
(15.0年/40.0㎡)
61.4万/㎡
(14.4年/40.8㎡)
元町駅55.2万/㎡
(18.6年/55.8㎡)
72.5万/㎡
(10.5年/50.7㎡)
51.8万/㎡
(17.3年/47.9㎡)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

西元町駅56.5 万/㎡(昨年同期比 +4.0 %)

西元町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は56.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +4.0%( +2.2万円/㎡)と小幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2018年)に比べて +40.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 15.5年(昨年 15.0年から +3.4 %増)。平均専有面積は 38.6 ㎡ (昨年 40.0 ㎡から -3.6 %減)。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 20.0 % → 2019年 57.1 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 2.0 分 → 2019年 2.7 分、+35.7 %と大きく増加)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 80.0 % → 2019年 42.9 %)

高速神戸駅38.1 万/㎡(昨年同期比 -16.1 %)

高速神戸駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は38.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -16.1%( -7.3万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 22.6年(昨年 17.4年から +30.0 %増)。平均専有面積は 49.0 ㎡ (昨年 36.0 ㎡から +36.1 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 17.4 年 → 2019年 22.6 年、+30.0 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 4.8 分 → 2019年 5.8 分、+20.8 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 40.0 % → 2019年 80.0 %)

新開地駅38.5 万/㎡(昨年同期比 -30.6 %)

新開地駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は38.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -30.6%( -17.0万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2018年)に比べて -36.4%( -4件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 19.1年(昨年 13.2年から +44.1 %増)。平均専有面積は 50.7 ㎡ (昨年 38.2 ㎡から +32.8 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 13.2 年 → 2019年 19.1 年、+44.1 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 4.1 分 → 2019年 5.1 分、+25.7 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 36.4 % → 2019年 42.9 %)

高速長田駅22.6 万/㎡(昨年同期比 -27.2 %)

高速長田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -27.2%( -8.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2018年)に比べて +133.3%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 27.8年(昨年 23.1年から +20.2 %増)。平均専有面積は 56.4 ㎡ (昨年 51.7 ㎡から +9.2 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 23.1 年 → 2019年 27.8 年、+20.2 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 5.7 分 → 2019年 14.4 分、+154.6 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 66.7 % → 2019年 100.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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