中古マンション相場の概況
2019年4月〜6月期の神戸高速鉄道東西線 (西代駅~元町駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は47.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +4.0%( +1.8万円/㎡)と小幅に上昇しています。売買数は 38 件(1年前(2018年)に比べて +40.7%( +11件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 17.2年(昨年 17.0年から +1.7 %増)。平均専有面積は 46.8 ㎡ (昨年 44.6 ㎡から +5.0 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。花隈駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは大開駅で昨年に比べ +168.9 %、単価は 88.0 万円/㎡となった。
上位 2 駅(大開駅、花隈駅)は +93.1 %(単価 +31.3 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(新開地駅、高速神戸駅)は -38.0 %(単価 -16.6 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 46.2 % → 2019年 42.1 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2018年 3.5 分 → 2019年 3.8 分、+10.4 %と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 59.3 % → 2019年 52.6 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大開駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は88.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +168.9%( +55.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2018年)に比べて +300.0%( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった高速神戸駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -30.4%( -9.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
神戸高速鉄道東西線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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西代駅 | - | 29.4万/㎡ (22.8年/72.5㎡) | 20.0万/㎡ (32.3年/70.0㎡) |
高速長田駅 | 26.8万/㎡ (19.3年/64.0㎡) | 25.9万/㎡ (20.3年/68.3㎡) | 14.3万/㎡ (24.8年/62.5㎡) |
大開駅 | 88.0万/㎡ (0.25年/25.0㎡) | 32.7万/㎡ (20.3年/55.0㎡) | 37.9万/㎡ (17.9年/60.0㎡) |
新開地駅 | 28.4万/㎡ (19.6年/65.0㎡) | 52.2万/㎡ (12.4年/36.7㎡) | 32.6万/㎡ (16.4年/41.4㎡) |
高速神戸駅 | 21.7万/㎡ (25.3年/60.0㎡) | 31.1万/㎡ (25.8年/32.5㎡) | 67.7万/㎡ (5.9年/23.3㎡) |
花隈駅 | 49.3万/㎡ (19.6年/40.0㎡) | 42.0万/㎡ (25.9年/29.0㎡) | 49.9万/㎡ (18.3年/33.0㎡) |
西元町駅 | 51.7万/㎡ (16.1年/47.1㎡) | 60.4万/㎡ (8.3年/58.3㎡) | 49.1万/㎡ (18.4年/40.0㎡) |
元町駅 | 53.9万/㎡ (20.9年/36.7㎡) | 71.2万/㎡ (8.8年/42.5㎡) | 48.8万/㎡ (18.9年/38.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
大開駅 88.0 万/㎡(昨年同期比 +168.9 %)
大開駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は88.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +168.9%( +55.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2018年)に比べて +300.0%( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 0.3年(昨年 20.3年から -98.8 %減)。平均専有面積は 25.0 ㎡ (昨年 55.0 ㎡から -54.5 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 20.3 年 → 2019年 0.3 年、-98.8 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 4.0 分 → 2019年 0.0 分、-100.0 %と大きく減少)
花隈駅 49.3 万/㎡(昨年同期比 +17.3 %)
花隈駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は49.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +17.3%( +7.3万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 9 件(1年前(2018年)に比べて +80.0%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 19.6年(昨年 25.9年から -24.2 %減)。平均専有面積は 40.0 ㎡ (昨年 29.0 ㎡から +37.9 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 25.9 年 → 2019年 19.6 年、-24.2 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 60.0 % → 2019年 77.8 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2018年 3.0 分 → 2019年 3.4 分、+14.8 %と増加)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 40.0 % → 2019年 22.2 %)
新開地駅 28.4 万/㎡(昨年同期比 -45.5 %)
新開地駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -45.5%( -23.8万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2018年)に比べて -33.3%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 19.6年(昨年 12.4年から +58.4 %増)。平均専有面積は 65.0 ㎡ (昨年 36.7 ㎡から +77.3 %増)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 11.1 % → 2019年 16.7 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 12.4 年 → 2019年 19.6 年、+58.4 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2018年 4.1 分 → 2019年 4.7 分、+13.5 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 22.2 % → 2019年 50.0 %)
高速神戸駅 21.7 万/㎡(昨年同期比 -30.4 %)
高速神戸駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -30.4%( -9.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 25.3年(昨年 25.8年から -1.9 %減)。平均専有面積は 60.0 ㎡ (昨年 32.5 ㎡から +84.6 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 3.0 分 → 2019年 2.0 分、-33.3 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示