神戸新交通六甲ライナー 価格相場レポート

中古マンション相場の概況

2021年7月〜9月期の神戸新交通六甲ライナー (住吉駅マリンパーク駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は42.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +1.8%( +0.7万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 38 件(1年前(2020年)に比べて +15.2%( +5件/㎡)と好調に推移しています。)。

平均築年数は 22.9年(昨年 23.6年から -3.2 %減)。平均専有面積は 75.8 ㎡ (昨年 73.6 ㎡から +2.9 %増)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全体的に上昇基調。マリンパーク駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのはマリンパーク駅で昨年に比べ +23.1 %、単価は 22.9 万円/㎡となった。

上位 1 駅(マリンパーク駅)は +23.1 %(単価 +4.3 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(魚崎駅)は -17.0 %(単価 -7.1 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 3.0 % → 2021年 13.2 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 57.6 % → 2021年 73.7 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 57.6 % → 2021年 42.1 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった住吉駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は54.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -9.0%( -5.4万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 18 件(1年前(2020年)に比べて +38.5%( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となったマリンパーク駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +23.1%( +4.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

神戸新交通六甲ライナー(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
神戸新交通六甲ライナー現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
住吉駅54.4万/㎡
(21.6年/71.4㎡)
59.8万/㎡
(22.4年/74.2㎡)
62.1万/㎡
(15.8年/71.7㎡)
魚崎駅34.6万/㎡
(23.1年/72.5㎡)
41.7万/㎡
(22.3年/75.0㎡)
38.4万/㎡
(24.1年/63.0㎡)
アイランド北口駅33.1万/㎡
(24.5年/90.8㎡)
32.6万/㎡
(25.7年/90.0㎡)
30.7万/㎡
(19.5年/87.5㎡)
アイランドセンター駅24.7万/㎡
(24.9年/80.0㎡)
24.0万/㎡
(24.7年/64.5㎡)
19.9万/㎡
(18.9年/67.0㎡)
マリンパーク駅22.9万/㎡
(23.5年/70.0㎡)
18.6万/㎡
(22.5年/70.0㎡)
18.8万/㎡
(21.5年/85.0㎡)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

マリンパーク駅22.9 万/㎡(昨年同期比 +23.1 %)

マリンパーク駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +23.1%( +4.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 23.5年(昨年 22.5年から +4.4 %増)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 70.0 ㎡から +0.0 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 100.0 %)

魚崎駅34.6 万/㎡(昨年同期比 -17.0 %)

魚崎駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は34.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -17.0%( -7.1万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 8 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 23.1年(昨年 22.3年から +3.9 %増)。平均専有面積は 72.5 ㎡ (昨年 75.0 ㎡から -3.3 %減)。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 25.0 % → 2021年 50.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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