神戸新交通六甲ライナー 価格相場レポート

中古マンション相場の概況

2020年7月〜9月期の神戸新交通六甲ライナー (住吉駅マリンパーク駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は41.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +0.1%( +0.1万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 33 件(1年前(2019年)に比べて +37.5%( +9件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 23.6年(昨年 19.2年から +23.2 %増)。平均専有面積は 73.6 ㎡ (昨年 72.1 ㎡から +2.2 %増)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全体的に上昇基調。アイランドセンター駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのはアイランドセンター駅で昨年に比べ +20.6 %、単価は 24.0 万円/㎡となった。

上位 1 駅(アイランドセンター駅)は +20.6 %(単価 +4.1 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(住吉駅)は -3.7 %(単価 -2.3 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 37.5 % → 2020年 57.6 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 4.3 % → 2020年 3.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2019年 19.2 年 → 2020年 23.6 年、+23.2 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 39.1 % → 2020年 57.6 %)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 4.2 % → 2020年 3.0 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった住吉駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は59.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -3.7%( -2.3万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 13 件(1年前(2019年)に比べて +44.4%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となったマリンパーク駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は18.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -1.3%( -0.3万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

神戸新交通六甲ライナー(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
神戸新交通六甲ライナー現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
住吉駅59.8万/㎡
(22.4年/74.2㎡)
62.1万/㎡
(15.8年/71.7㎡)
57.5万/㎡
(17.8年/66.2㎡)
魚崎駅41.7万/㎡
(22.3年/75.0㎡)
38.4万/㎡
(24.1年/63.0㎡)
32.8万/㎡
(19.2年/69.3㎡)
アイランド北口駅32.6万/㎡
(25.7年/90.0㎡)
30.7万/㎡
(19.5年/87.5㎡)
32.3万/㎡
(21.9年/96.7㎡)
アイランドセンター駅24.0万/㎡
(24.7年/64.5㎡)
19.9万/㎡
(18.9年/67.0㎡)
26.4万/㎡
(24.8年/75.0㎡)
マリンパーク駅18.6万/㎡
(22.5年/70.0㎡)
18.8万/㎡
(21.5年/85.0㎡)
20.0万/㎡
(20.5年/85.0㎡)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

アイランドセンター駅24.0 万/㎡(昨年同期比 +20.6 %)

アイランドセンター駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は24.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +20.6%( +4.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 24.7年(昨年 18.9年から +30.7 %増)。平均専有面積は 64.5 ㎡ (昨年 67.0 ㎡から -3.7 %減)。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 60.0 % → 2020年 80.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2019年 18.9 年 → 2020年 24.7 年、+30.7 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 20.0 % → 2020年 50.0 %)

住吉駅59.8 万/㎡(昨年同期比 -3.7 %)

住吉駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は59.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -3.7%( -2.3万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 13 件(1年前(2019年)に比べて +44.4%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 22.4年(昨年 15.8年から +42.4 %増)。平均専有面積は 74.2 ㎡ (昨年 71.7 ㎡から +3.6 %増)。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 11.1 % → 2020年 38.5 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2019年 15.8 年 → 2020年 22.4 年、+42.4 %と大きく増加)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 11.1 % → 2020年 7.7 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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