【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2020年4月〜6月期の叡山電鉄本線 (出町柳駅~八瀬比叡山口駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は49.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +8.6%( +3.9万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 10 件(1年前(2019年)に比べて -54.5%( -12件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 32.4年(昨年 22.0年から +46.9 %増)。平均専有面積は 50.5 ㎡ (昨年 55.9 ㎡から -9.7 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。出町柳駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは出町柳駅で昨年に比べ +58.4 %、単価は 64.2 万円/㎡となった。
上位 1 駅(出町柳駅)は +58.4 %(単価 +23.7 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(一乗寺駅)は -31.7 %(単価 -15.5 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 31.8 % → 2020年 60.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 22.0 年 → 2020年 32.4 年、+46.9 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 9.1 % → 2020年 40.0 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった出町柳駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は64.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +58.4%( +23.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて -66.7%( -4件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった一乗寺駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は33.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -31.7%( -15.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -75.0%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
叡山電鉄本線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
出町柳駅 | 64.2万/㎡ (27.8年/67.5㎡) | 40.5万/㎡ (19.8年/39.2㎡) | 49.2万/㎡ (22.9年/44.2㎡) |
元田中駅 | - | 34.3万/㎡ (38.3年/70.0㎡) | - |
茶山・京都芸術大学駅 | 48.4万/㎡ (31.5年/40.0㎡) | 42.6万/㎡ (25.5年/66.2㎡) | 38.3万/㎡ (29.1年/72.0㎡) |
一乗寺駅 | 33.3万/㎡ (44.3年/45.0㎡) | 48.8万/㎡ (19.5年/60.0㎡) | 28.6万/㎡ (42.3年/105㎡) |
修学院駅 | 43.3万/㎡ (33.3年/62.5㎡) | 59.0万/㎡ (8.3年/41.7㎡) | 46.0万/㎡ (14.5年/60.0㎡) |
宝ケ池駅 | - | 46.1万/㎡ (28.3年/75.0㎡) | 50.7万/㎡ (20.3年/75.0㎡) |
八瀬比叡山口駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
出町柳駅 64.2 万/㎡(昨年同期比 +58.4 %)
出町柳駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は64.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +58.4%( +23.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて -66.7%( -4件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 27.8年(昨年 19.8年から +40.5 %増)。平均専有面積は 67.5 ㎡ (昨年 39.2 ㎡から +72.3 %増)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 33.3 % → 2020年 50.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 19.8 年 → 2020年 27.8 年、+40.5 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 % → 2020年 100.0 %)
一乗寺駅 33.3 万/㎡(昨年同期比 -31.7 %)
一乗寺駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は33.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -31.7%( -15.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -75.0%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 44.3年(昨年 19.5年から +126.9 %増)。平均専有面積は 45.0 ㎡ (昨年 60.0 ㎡から -25.0 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 19.5 年 → 2020年 44.3 年、+126.9 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 25.0 % → 2020年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示