中古マンション相場の概況
2019年4月〜6月期の京都市東西線 (太秦天神川駅~六地蔵駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は53.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +18.2%( +8.2万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 68 件(1年前(2018年)に比べて +21.4%( +12件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 17.0年(昨年 22.3年から -24.0 %減)。平均専有面積は 52.9 ㎡ (昨年 54.9 ㎡から -3.6 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 10 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。太秦天神川駅、西大路御池駅、二条城前駅、山科駅、東野駅、椥辻駅、醍醐駅、六地蔵駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは六地蔵駅で昨年に比べ +80.0 %、単価は 36.0 万円/㎡となった。
上位 2 駅(六地蔵駅、東野駅)は +71.7 %(単価 +13.8 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(二条駅、京都市役所前駅)は -28.8 %(単価 -17.0 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 22.3 年 → 2019年 17.0 年、-24.0 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 3.6 % → 2019年 15.2 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 34.5 % → 2019年 30.3 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 44.6 % → 2019年 32.4 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった烏丸御池駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は79.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +13.7%( +9.6万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 14 件(1年前(2018年)に比べて +40.0%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった椥辻駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +37.0%( +7.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -60.0%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
京都市東西線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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太秦天神川駅 | 44.9万/㎡ (10.3年/51.7㎡) | 36.3万/㎡ (18.8年/52.5㎡) | 41.6万/㎡ (17.3年/60.0㎡) |
西大路御池駅 | 65.7万/㎡ (5.0年/32.2㎡) | 49.9万/㎡ (16.5年/55.0㎡) | 42.0万/㎡ (29.3年/50.0㎡) |
二条駅 | 31.4万/㎡ (30.3年/40.0㎡) | 56.9万/㎡ (18.1年/31.7㎡) | 50.8万/㎡ (17.8年/49.2㎡) |
二条城前駅 | 69.4万/㎡ (15.3年/56.0㎡) | 53.4万/㎡ (23.3年/75.0㎡) | 44.0万/㎡ (29.9年/44.0㎡) |
烏丸御池駅 | 79.6万/㎡ (18.0年/55.0㎡) | 70.0万/㎡ (20.6年/44.0㎡) | 68.7万/㎡ (15.8年/39.1㎡) |
京都市役所前駅 | 58.1万/㎡ (25.3年/34.0㎡) | 66.6万/㎡ (16.4年/56.4㎡) | 62.6万/㎡ (14.9年/38.3㎡) |
三条京阪駅 | - | - | - |
東山駅 | 52.0万/㎡ (14.3年/25.0㎡) | - | - |
蹴上駅 | 67.8万/㎡ (14.3年/77.5㎡) | 66.3万/㎡ (12.3年/95.0㎡) | 69.2万/㎡ (11.3年/65.0㎡) |
御陵駅 | - | - | - |
山科駅 | 43.0万/㎡ (13.5年/61.4㎡) | 31.5万/㎡ (24.3年/63.3㎡) | - |
東野駅 | 30.0万/㎡ (22.2年/57.3㎡) | 18.3万/㎡ (34.2年/62.2㎡) | 19.5万/㎡ (21.3年/71.2㎡) |
椥辻駅 | 28.0万/㎡ (22.3年/65.0㎡) | 20.4万/㎡ (23.5年/56.0㎡) | 15.9万/㎡ (33.3年/67.5㎡) |
小野駅 | 18.8万/㎡ (21.3年/85.0㎡) | - | - |
醍醐駅 | 31.0万/㎡ (19.6年/70.0㎡) | 19.2万/㎡ (23.6年/70.0㎡) | 26.3万/㎡ (15.3年/77.5㎡) |
石田駅 | 18.7万/㎡ (20.3年/75.0㎡) | - | 19.5万/㎡ (20.3年/55.0㎡) |
六地蔵駅 | 36.0万/㎡ (11.3年/75.0㎡) | 20.0万/㎡ (24.3年/60.0㎡) | 34.7万/㎡ (9.3年/75.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
六地蔵駅 36.0 万/㎡(昨年同期比 +80.0 %)
六地蔵駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は36.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +80.0%( +16.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 11.3年(昨年 24.3年から -53.6 %減)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 60.0 ㎡から +25.0 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 24.3 年 → 2019年 11.3 年、-53.6 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 5.0 分 → 2019年 8.0 分、+60.0 %と大きく増加)
東野駅 30.0 万/㎡(昨年同期比 +63.5 %)
東野駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +63.5%( +11.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(1年前(2018年)に比べて +22.2%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 22.2年(昨年 34.2年から -35.1 %減)。平均専有面積は 57.3 ㎡ (昨年 62.2 ㎡から -8.0 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 34.2 年 → 2019年 22.2 年、-35.1 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 10.4 分 → 2019年 7.5 分、-27.8 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 55.6 % → 2019年 36.4 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 22.2 % → 2019年 9.1 %)
二条駅 31.4 万/㎡(昨年同期比 -44.7 %)
二条駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は31.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -44.7%( -25.4万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 30.3年(昨年 18.1年から +67.6 %増)。平均専有面積は 40.0 ㎡ (昨年 31.7 ㎡から +26.3 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 18.1 年 → 2019年 30.3 年、+67.6 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 5.5 分 → 2019年 9.7 分、+75.8 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 20.0 % → 2019年 100.0 %)
京都市役所前駅 58.1 万/㎡(昨年同期比 -12.9 %)
京都市役所前駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は58.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -12.9%( -8.6万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2018年)に比べて -28.6%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 25.3年(昨年 16.4年から +54.0 %増)。平均専有面積は 34.0 ㎡ (昨年 56.4 ㎡から -39.7 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 4.9 分 → 2019年 3.8 分、-21.8 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 16.4 年 → 2019年 25.3 年、+54.0 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 14.3 % → 2019年 80.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示