青森県の中古マンション価格相場

青森県の中古マンションは、築10年で価格が10%以内(-4.60%)の下落率に留まるため、中古マンションの購入時には、立地の良さ（交通の便利さ、商業施設や教育機関の近さ）、地域の開発計画や将来の価値上昇の可能性、そして物件の状態の細かい点を確認することが重要です。そして、購入後の長期的な価値保持や将来の売却を検討する際にも、これらの要素が中古マンションの魅力となり、適切な売却タイミングと物件の特徴をアピールすることが重要です。

このセクションでは『青森県』において、築年数に対して中古マンションの価格相場（㎡単価）がどのように変化するのか、築年数による中古マンション価格相場への影響をより詳しく調べることができます。

不動産鑑定士

竹内 英二のコメント

マンションの価格は築年数が経過すると下落していくことが一般的です。ただし、マンションにも土地価格が含まれますので、築年数が経過しても価格がゼロ円になるわけではありません。グラフから築年数によってどの程度価格が下がっていくかがわかります。

このセクションでは、青森県に含まれるエリアごとに中古マンション価格相場の詳細な情報を提供します。 例えば、最も価格が高いエリアと最も低いエリア、価格上昇率が最も大きいエリアと最も小さいエリア、を比較しそれぞれの特徴と価格動向を探ります。 青森県における中古マンションの値段が上がりそうな地域、値段が上がる駅を探す際にも役立ちます。

なお、青森県における過去の中古マンションの取引データ(物件の条件と取引価格を含む個別事例)を確認したい場合は『過去の取引データを調べる』をご覧ください。 また、物件をお持ちの方で、自身の物件と類似する物件の過去の取引事例を調べたい場合は『不動産一括査定サイト』からお申し込みください。 無料で類似する過去の取引事例を手軽に入手できます。

エリアごとの最新動向

青森県において、最も中古マンションの価格相場が高いエリアは、『八戸市』における平均単価 18.7万円/㎡(価格相場 1,163万円)、 最も低いエリアは、『弘前市』における平均単価 16.5万円/㎡(価格相場 1,078万円)です。 上昇率が最も大きいエリアは『八戸市』における+126.8%、 上昇率が最も小さいエリアは『弘前市』における-28.5%です。

『八戸市』は、最も中古マンションが高いエリアでかつ、価格上昇率も高いことから、この地域の不動産市場は顕著に成長していることが伺えます。 『弘前市』は、最も中古マンションが低いエリアでかつ、価格上昇率も低いことから、この地域の不動産市場は下降傾向にあるといえます。

『八戸市』『青森市』は、価格上昇率が5%を超えており、特に注目されている地域です。この地域における中古マンション相場の上昇理由も調べてみましょう。

沿線・駅ごとの最新動向

青森県において、最も中古マンションの価格相場が高い沿線・駅は、『JR八戸線』における平均単価 18.7万円/㎡(価格相場 1,163万円)、 最も低い沿線・駅は、『JR東北本線』における平均単価 10.4万円/㎡(価格相場 698万円)です。 上昇率が最も大きい沿線・駅は『弘南鉄道大鰐線』における+209.0%、 上昇率が最も小さい沿線・駅は『弘南鉄道弘南線』における-39.2%です。

『弘南鉄道大鰐線』『JR八戸線』『その他』『青い森鉄道線』『JR津軽線』は、価格上昇率が5%を超えており、特に注目されている地域です。この地域における中古マンション相場の上昇理由も調べてみましょう。