公開日:2017.03.01   更新日:2017.03.01

現地調査で注意すべきポイントとは
現地調査で注意すべきポイントとは

現地調査で注意すべきポイントとは

不動産広告を見て気に入った物件があれば、早速現地へ見に行きましょう。中古や新築の完成済み物件なら実物、未完成ならモデルルームを見学することになります。良い買い物をするためには、広告だけで分からないさまざまな点をチェックしなければなりません。

建物の向きと水回りは要チェック

チェックするポイントは戸建住宅とマンションで少々異なります。新築か中古でも違う部分が出てきます。

現地見学する際の主なチェックポイント
戸建住宅マンション
住宅、建物の向きごみ置き場の位置
日当たりと通風エレベーターの数
窓からの眺望駐輪場、駐車場の位置
キッチンや浴室の動線リフォームが可能か
水回り設備の機能ペット飼育の可否
収納量集会所など共用施設の状態
遮音性と断熱性管理トラブルの有無
土台の傷やひび割れの有無長期修繕計画の状況

戸建住宅の場合は住宅がどの方向へ向いているのかが大切です。東や南向きなら日光が差し込みますが、北向きだと期待できません。例え南向きでも日光を遮蔽する建物があったら、台なしです。周囲の建物にも目を配り、同時に窓からの眺めも確認しておきましょう。

キッチンなど水回りは女性が特に気になるところです。家事をするのに適した仕様となっているか、水回りの動線は要チェックポイントです。水回りが1カ所に集中していると、家事がやりやすいといわれます。その辺もよく見ておきたいものです。

もう1つ忘れてはいけないのが収納場所。最近は収納場所の少ない物件が多くなっていますが、できるだけ多くのものを収納できる場所があれば助かります。遮音性や断熱性が十分かも販売業者から確認しましょう。

損傷調査を専門家に任せることも

マンションの場合だとエレベーター、ごみ置き場、駐輪場の位置などは誰もが真っ先に確認するはずです。集会所など共用施設の状態もチェックしておくべきでしょう。

必ず聞いておきたいのは、リフォームが可能か、ペットを飼育できるかです。マンションの管理規約で禁じているところも少なくありませんから、忘れてはなりません。

中古の戸建住宅だと、損傷状態を詳しく見ていく必要があります。確認すべきなのはクラックと呼ばれるひび割れがあるかどうかと、土台の傷です。これらが存在すると、あとで問題が発生することも考えられます。不安があるなら、建築士ら専門家に調査を依頼する方法もあります。

マンションなら管理組合でトラブルが発生していないかもチェックが欠かせません。長期修繕計画が順調に進んでいるか、修繕積立金に不足はないかも尋ねておきましょう。

モデルルームの設備は標準装備か確認が必要

未完成物件で見学するのがモデルルームなら、購入を希望する物件との間取りや広さの違いをしっかり頭に入れて見学しましょう。設備が標準装備ではなく、オプション物を集めて魅力的に見せているモデルルームも存在します。

モデルルームを信じて購入したのに、実際は違っていたというケースがよくあります。1つひとつの設備に標準装備かどうか確認するぐらいでちょうど良いでしょう。

ライタープロフィール
高田 泰 ライタープロフィール

関西学院大卒。地方新聞社で文化部、社会部、政経部記者を歴任したあと、編集委員として年間企画記事、子供新聞などを担当。2015年に独立し、フリージャーナリストとして雑誌、ウェブサイトなどで執筆中。マンション管理士としても活動。