このページでは「名古屋市」の平均的な中古一戸建て(中古戸建て住宅)価格の相場、売却相場、ランキングを調べたり、駅距離、面積などを指定して中古一戸建て価格(値段、評価額)を即座に計算することができます。 過去の中古一戸建て価格相場(実勢価格、売却相場)の推移・動向や、中古一戸建ての取引データを確認することができます。 また、名古屋市における将来の人口推移に基づく、今後10年間の中古一戸建て価格相場の将来見通しも説明します。
実際の中古一戸建ての価格相場は立地、日当たり、眺望など、物件ごとの個別要因を考慮する必要があります。 過去の取引事例を確認したり、詳細な価格相場を調べるには無料で利用できる『不動産一括査定サイト』をご利用ください。
【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
名古屋市 中古一戸建ての価格相場を調べる
2023年の愛知県 名古屋市における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 123万円/坪(37.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -0.8%( -1.0万円/坪)と僅かに下落しています。
より詳細な、土地面積、駅からの距離など物件の各条件ごとの取引物件数の変化、動向を調べる場合は『セグメント別取引物件の動向を調べる』をご覧ください。セグメントごとの取引物件数のトレンドを確認することができます。
掲載している価格相場情報は、34,330件の国土交通省が提供する過去の実取引データに基づき計算したものです。
中古一戸建ての価格相場の最新動向
名古屋市における中古一戸建ての価格は長期的に安定成長していることが確認できます。具体的に、名古屋市における直近3年間(2021-2023年)の中古一戸建て価格の平均(123.2万円/坪)は、10年前の2013年の中古一戸建て価格(96.2万円/坪)を上回っており、かつ、直近10年間において中古一戸建て価格が上昇した年が4点(2015, 2016, 2018, 2021年)以上存在します。これは、名古屋市において中古一戸建て市場が健全な成長トレンドにあることを示しており、持続的な成長パターンを示唆しています。
名古屋市の中古一戸建て価格は、直近3年間で平均123.2万円/坪に達し、愛知県全体の平均97.8万円/坪よりも26.0%高いという顕著な差があります。この大きな価格差は、愛知県内で中古一戸建ての需要が特に高い地域であることを示しています。
より詳細な動向は「中古一戸建て価格の年別推移」のデータを参照してください。
隣接エリアと比較すると、名古屋市の中古戸建て相場(37.2万円/坪, 2023年)は、周辺エリアである清須市(26.0万円/坪), 北名古屋市(27.3万円/坪), あま市(21.0万円/坪), 瀬戸市(19.8万円/坪), 春日井市(26.6万円/坪), 東海市(28.7万円/坪), 大府市(34.3万円/坪), 尾張旭市(27.9万円/坪), 豊明市(26.7万円/坪), 日進市(33.6万円/坪), 長久手市(38.5万円/坪)の平均価格である28.2万円/坪に比べて30%以上高く、最も相場が高い長久手市(38.5万円/坪)と比較してもその魅力が際立っています。この差は、名古屋市が優れた公共施設、交通の利便性を兼ね備えていることが示唆されます。
また、名古屋市の戸建て住宅相場の変動率(-0.8%, 2023年)は、隣接エリア清須市(+14.7%), 北名古屋市(+4.8%), あま市(+0.9%), 瀬戸市(+11.6%), 春日井市(+6.9%), 東海市(-2.0%), 大府市(+10.6%), 尾張旭市(+0.1%), 豊明市(-21.6%), 日進市(-15.9%), 長久手市(+10.5%)の変動率の平均値(+1.9%)よりわずかに低いです。これは、名古屋市が若干の価格調整を見せているものの、近隣エリアに比べて良好な住環境を提供していることを示しています。
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名古屋市の他の物件相場
隣接エリア 中古一戸建て相場一覧
名古屋市の近隣エリアにおける中古一戸建て相場は以下のとおりです。
エリア | 平均価格 | 平均単価 | 件数 | 前年比 |
---|---|---|---|---|
清須市 | 3,411 万円 | 86.1 万円/坪 | 1,126 件 | +14.7% (2023) |
北名古屋市 | 3,782 万円 | 90.2 万円/坪 | 1,500 件 | +4.8% (2023) |
あま市 | 2,596 万円 | 69.3 万円/坪 | 1,382 件 | +0.9% (2023) |
瀬戸市 | 2,480 万円 | 65.4 万円/坪 | 2,033 件 | +11.6% (2023) |
春日井市 | 3,395 万円 | 87.9 万円/坪 | 4,679 件 | +6.9% (2023) |
東海市 | 3,594 万円 | 94.9 万円/坪 | 1,649 件 | -2.0% (2023) |
大府市 | 4,169 万円 | 113 万円/坪 | 1,120 件 | +10.6% (2023) |
尾張旭市 | 3,969 万円 | 92.4 万円/坪 | 1,487 件 | +0.1% (2023) |
豊明市 | 3,224 万円 | 88.4 万円/坪 | 886 件 | -21.6% (2023) |
日進市 | 4,465 万円 | 111 万円/坪 | 1,362 件 | -15.9% (2023) |
長久手市 | 5,444 万円 | 127 万円/坪 | 876 件 | +10.5% (2023) |
名古屋市 中古一戸建ての価格相場動向
名古屋市における中古一戸建て価格相場の動向は以下の通りです。
これは、名古屋市における34,330件の過去の中古一戸建ての取引事例に対して、各年ごとに取引価格(面積価格)の平均値を算出し、それらをグラフとして描画したものです。
単位: タッチ操作:
名古屋市 中古一戸建て価格相場 推移・動向
中古一戸建て価格の年別推移
愛知県 名古屋市における年別推移
愛知県 名古屋市における中古一戸建て(中古戸建て住宅)価格相場の年別推移は以下の通りです。各年ごとに取引物件の駅距離や面積などの平均値も確認できるため、取引物件のトレンド変化も確認することができます。
年 | 駅距離 | 築年数 | 面積 | 建物面積 | 単価 | 変動率 | 件数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2023 年 | 12.7 分 | 14.8 年 | 55.9 坪 | 63.2 坪 | 123.0 万円/坪 | -0.8% | 1,012 件 |
2022 年 | 12.9 分 | 14.4 年 | 57.0 坪 | 64.1 坪 | 124.0 万円/坪 | +1.2% | 1,799 件 |
2021 年 | 13.4 分 | 11.5 年 | 53.2 坪 | 53.9 坪 | 122.5 万円/坪 | +6.6% | 2,106 件 |
2020 年 | 13.0 分 | 10.7 年 | 50.7 坪 | 51.6 坪 | 115.0 万円/坪 | +1.2% | 2,268 件 |
2019 年 | 13.0 分 | 12.0 年 | 53.6 坪 | 54.6 坪 | 113.6 万円/坪 | -0.2% | 1,949 件 |
2018 年 | 13.2 分 | 13.0 年 | 56.5 坪 | 58.1 坪 | 113.9 万円/坪 | +2.3% | 1,993 件 |
2017 年 | 13.5 分 | 12.0 年 | 55.5 坪 | 57.5 坪 | 111.4 万円/坪 | -0.7% | 1,989 件 |
2016 年 | 12.9 分 | 12.3 年 | 57.7 坪 | 60.5 坪 | 112.2 万円/坪 | +10.2% | 2,060 件 |
2015 年 | 13.3 分 | 12.2 年 | 58.8 坪 | 59.2 坪 | 101.7 万円/坪 | +6.7% | 1,932 件 |
2014 年 | 13.1 分 | 13.9 年 | 57.3 坪 | 61.4 坪 | 95.3 万円/坪 | -0.9% | 1,984 件 |
2013 年 | 13.1 分 | 12.5 年 | 55.0 坪 | 57.6 坪 | 96.2 万円/坪 | +3.2% | 1,964 件 |
2012 年 | 13.5 分 | 12.5 年 | 54.2 坪 | 55.1 坪 | 93.2 万円/坪 | -1.5% | 1,740 件 |
2011 年 | 13.6 分 | 12.7 年 | 55.1 坪 | 56.0 坪 | 94.6 万円/坪 | +0.2% | 1,523 件 |
2010 年 | 14.9 分 | 12.6 年 | 53.3 坪 | 52.4 坪 | 94.5 万円/坪 | -1.0% | 1,578 件 |
2009 年 | 15.3 分 | 12.4 年 | 55.6 坪 | 53.0 坪 | 95.5 万円/坪 | -11.5% | 1,440 件 |
2008 年 | 15.5 分 | 13.2 年 | 58.3 坪 | 58.5 坪 | 107.9 万円/坪 | -13.6% | 1,437 件 |
2007 年 | 15.3 分 | 12.9 年 | 59.6 坪 | 60.6 坪 | 124.9 万円/坪 | +19.8% | 1,444 件 |
2006 年 | 15.7 分 | 13.5 年 | 61.8 坪 | 61.1 坪 | 104.2 万円/坪 | +1.9% | 1,489 件 |
2005 年 | 16.0 分 | 14.1 年 | 62.8 坪 | 60.8 坪 | 102.3 万円/坪 | - | 662 件 |
愛知県における年別推移
詳細を表示する
愛知県における中古一戸建て(中古戸建て住宅)価格相場の年別推移は以下の通りです。各年ごとに取引物件の駅距離や面積などの平均値も確認できるため、取引物件のトレンド変化も確認することができます。
年 | 駅距離 | 築年数 | 面積 | 建物面積 | 単価 | 変動率 | 件数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2023 年 | 18.9 分 | 16.1 年 | 67.6 坪 | 52.1 坪 | 96.5 万円/坪 | -1.7% | 3,195 件 |
2022 年 | 18.8 分 | 14.8 年 | 66.0 坪 | 52.9 坪 | 98.2 万円/坪 | -0.4% | 5,441 件 |
2021 年 | 18.6 分 | 12.4 年 | 63.1 坪 | 47.3 坪 | 98.6 万円/坪 | +3.6% | 6,355 件 |
2020 年 | 18.1 分 | 11.0 年 | 61.7 坪 | 46.8 坪 | 95.2 万円/坪 | +0.8% | 7,006 件 |
2019 年 | 18.1 分 | 12.0 年 | 62.9 坪 | 47.8 坪 | 94.4 万円/坪 | +0.7% | 6,059 件 |
2018 年 | 18.3 分 | 11.6 年 | 62.6 坪 | 48.0 坪 | 93.8 万円/坪 | +1.5% | 6,259 件 |
2017 年 | 18.7 分 | 11.5 年 | 63.5 坪 | 48.3 坪 | 92.4 万円/坪 | +0.9% | 6,289 件 |
2016 年 | 18.8 分 | 11.9 年 | 64.1 坪 | 50.3 坪 | 91.5 万円/坪 | +5.9% | 6,180 件 |
2015 年 | 18.6 分 | 11.8 年 | 65.3 坪 | 50.1 坪 | 86.4 万円/坪 | +3.4% | 6,089 件 |
2014 年 | 18.6 分 | 12.2 年 | 63.8 坪 | 50.1 坪 | 83.5 万円/坪 | -0.9% | 5,945 件 |
2013 年 | 18.6 分 | 11.1 年 | 61.6 坪 | 48.9 坪 | 84.3 万円/坪 | +1.4% | 6,068 件 |
2012 年 | 19.2 分 | 11.2 年 | 61.5 坪 | 46.4 坪 | 83.1 万円/坪 | -1.0% | 5,590 件 |
2011 年 | 19.9 分 | 11.1 年 | 62.4 坪 | 46.8 坪 | 83.9 万円/坪 | -0.5% | 5,132 件 |
2010 年 | 20.1 分 | 11.2 年 | 60.1 坪 | 45.5 坪 | 84.3 万円/坪 | -1.0% | 5,118 件 |
2009 年 | 20.2 分 | 11.4 年 | 63.2 坪 | 46.9 坪 | 85.2 万円/坪 | -7.1% | 4,536 件 |
2008 年 | 20.5 分 | 11.5 年 | 64.7 坪 | 48.7 坪 | 91.6 万円/坪 | -9.2% | 4,554 件 |
2007 年 | 20.1 分 | 11.8 年 | 65.7 坪 | 51.5 坪 | 100.9 万円/坪 | -3.1% | 3,570 件 |
2006 年 | 15.9 分 | 13.4 年 | 61.8 坪 | 61.1 坪 | 104.2 万円/坪 | +1.8% | 1,495 件 |
2005 年 | 16.0 分 | 14.1 年 | 62.8 坪 | 60.8 坪 | 102.3 万円/坪 | - | 662 件 |
今すぐ中古一戸建て価格を計算する
ウチノカチでは、ユーザー登録など面倒な手続きせずに築年数、駅距離などの条件から『名古屋市』における中古一戸建ての価格相場(値段、評価額)を簡単・高精度に計算できる『価格計算ツール』を提供しています。
条件を指定して「価格計算」ボタンをクリックするだけで、即座に中古一戸建ての価格相場を計算します。 計算する際に参考にした過去の取引事例は「過去の取引データを調べる」から確認できます。
宅地建物取引士・日商簿記2級
岩野 愛弓のコメント
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年 |
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分 |
価格相場は、過去の取引データに対して回帰分析(Regression Analysis)を用いて算定したもので、 不動産鑑定士などの専門家が実際に価格査定を行う際と同等の算定手法を適用しています。
ウチノカチが提供する名古屋市における中古一戸建て価格相場は、 国土交通省の直近の2021/03から2023/09までの期間に取引された「4688件」の取引を選定し算定しています。
なお、実際の物件価値は、方位、リフォームの有無など、様々な条件を考慮して行われます。 本サービスが提供する価格相場は不十分な点があることをご理解の上ご利用くださいますようお願いいたします。
名古屋市 築年数に対する価格相場の傾向
名古屋市の中古一戸建ては、築10年で価格が10%以上、30%以内(-15.10%)の範囲の下落率であるため、中古一戸建ての購入時には、価格下落の理由を深く理解し、物件のリノベーションの可能性や中長期的な投資価値の検討が重要です。価格下落が一時的なものか長期的なトレンドかを把握し、その上で物件を選ぶことが重要です。そして、将来的な売却を検討する際には、地域の不動産市場の動向を理解し、小規模なリノベーションや修理を行うことで売却価格を高める戦略が効果的といえます。
このセクションでは『名古屋市』において、築年数に対して中古一戸建ての価格相場(㎡単価)がどのように変化するのか、築年数による中古一戸建て価格相場への影響をより詳しく調べることができます。
オレンジ色の線は築年数に応じた単位㎡当たりの平均中古一戸建て価格(最小乖離線)です。オレンジ色の線は、面積、駅からの距離等に応じて変化します(例えば、駅までの距離が遠くなると、単価は下がります)。
ドットは、中古一戸建ての売却取引データです。マウスを重ねるか、タッチすることにより用途地域等の詳細を表示させることができます。面積、駅距離、価格等で色分けさせることができます。
(※モバイルでは2本指でスクロール・拡大縮小します)(※ダブルクリックすると、築年数の値が更新されます)
宅地建物取引士・日商簿記2級
岩野 愛弓のコメント
築年数 | 価格 | 割合 |
---|---|---|
新築時の平均価格 | 139 万円/坪 | 100 % |
築10年・残存価値 | 118 万円/坪 | 85 % |
築20年・残存価値 | 101 万円/坪 | 73 % |
築30年・残存価値 | 87 万円/坪 | 63 % |
単位: タッチ操作:
築年数に対する中古一戸建て相場の傾向
- 物件詳細情報: {{infoObj.place}} ({{infoObj.trains[0]}} {{infoObj.station}} 徒歩 {{infoObj.station_distance}}分)
- 売却価格 {{infoObj.price/10000|number_nicely}} 万円 坪単価 {{infoObj.unit_price/10000 * 3.30578512|number_nicely}} 万円/坪 ㎡単価 {{infoObj.unit_price/10000|number:1}} 万円/㎡
・築:{{infoObj.days_elapsed|days_year}} 年 ・土地面積:{{infoObj.dimension / getUnitCoef()|number:1}} {{unitType|unitConvert}} ・建物面積:{{infoObj.dimension_all / getUnitCoef()|number:1}} {{unitType|unitConvert}} ・土地形状:{{infoObj.land_plan}} ・間取り:{{infoObj.floor_plan}} ・構造:{{infoObj.structure}} ・間口:{{infoObj.frontage}}m
・都市計画(用途地域):{{infoObj.city_plan}} (売却時期:{{infoObj.trade_date_plain}})
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中古一戸建ての「売却相場」を調べる
実際の戸建て住宅の価格相場は、学区等の周辺環境、近くにある公共施設・商業施設へのアクセス等の立地条件、住戸の維持管理状況、土地の権利(所有権・借地権)など、物件ごとの個別要因を考慮する必要があります。
一般の方は、これらの要因を考慮して計算することは困難ですが「不動産一括査定サイト」を利用することにより無料で価格相場を計算してもらうことができます。 また、名古屋市において条件が類似する過去の取引物件の情報も入手できるため、価格算定の参考にできます。
しかし、「不動産一括査定サイト」といっても十数社の企業が提供しており、どの査定サービスを利用すればいいのか迷ってしまうでしょう。 ウチノカチでは、専門家による監修のもと、様々な観点から不動産査定サイトを比較しました(比較記事はこちら)。
以下のサイトは、「査定を受け付けているカバーエリア」「利用時の入力しやすさ」「個人情報保護」の観点から特に評価が高いサイトです。 いずれも、「無料」で「1分程度」で安心してご利用いただけます。
不動産鑑定士
竹内 英二のコメント
名古屋市の周辺環境
中部地方最大の街
名古屋市は、中部地方最大の街で愛知県の県庁所在地があります。名古屋市の中核となる名古屋駅があり交通・商業・文化の中心地として全国的に著名な都市です。東京と京都の中間である「中京」や日本の中央や中部から「中日」と言う言葉が使われているように食文化も関東圏や関西圏にないものを持った街として独自のグルメが楽しめます。
名古屋駅前は、再開発が進んで、高層ビルが多く立ち並んでいる地域に変貌しています。中部地方で最大級のビルがあり、ビジネスや商業の拠点として多くの方が訪れる場所です。
愛知県近郊では名古屋駅を中心にしたネットワークとなっているので、各方面へのアクセスがしやすい地域です。
名古屋発祥の地下街
1957年名古屋市営地下鉄開業に先立って、日本最古のサンロード地下街があります。この地下街から全国に地下街ができたと言われています。名古屋駅周辺に、現在では9地下街が隣接するので利便性が高い地域となります。ショッピング、飲食ができる店舗が多く名古屋の名所です。
セグメント別取引物件の動向を調べる
このセクションでは、名古屋市における中古一戸建ての取引データについて、築年数、駅距離および面積の各セグメントごとに詳細な解析情報を提供します。 具体的に、各セグメントごとの取引物件数の変化を確認することにより、名古屋市における中古一戸建て価格の動向が、どのような物件の取引により影響を受けたのか確認することができます。
これにより、最近の価格相場の動向(上昇、下落)がこのエリアにおける需給・ニーズの変化に伴う本質的なものか、取引される物件の属性が変化したにすぎない(例えば、価格相場の下落が駅から遠かったり、築年数が古い物件の取引が増えただけ)のか変化の要因を確認することができます。
なお、名古屋市における過去の中古一戸建ての取引データ(物件の条件と取引価格を含む個別事例)を確認したい場合は『過去の取引データを調べる』をご覧ください。 名古屋市に含まれるエリアごとの中古一戸建ての価格相場を確認したい場合は『名古屋市のエリアごとの価格相場を調べる』をご覧ください。
名古屋市 取引物件数の推移・動向の概要
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が増加、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が小幅減少。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2022年 14.9 % → 2023年 15.6 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2022年 13.4 % → 2023年 12.7 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2022年 19.3 % → 2023年 20.8 %)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 4.9 % → 2023年 3.2 %)
セグメント対象:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示
名古屋市のエリアごとの価格相場を調べる
このセクションでは、名古屋市に含まれるエリアごとに中古一戸建て価格相場の詳細な情報を提供します。 例えば、最も価格が高いエリアと最も低いエリア、価格上昇率が最も大きいエリアと最も小さいエリア、を比較しそれぞれの特徴と価格動向を探ります。 名古屋市における中古一戸建ての値段が上がりそうな地域、値段が上がる駅を探す際にも役立ちます。
なお、名古屋市における過去の中古一戸建ての取引データ(物件の条件と取引価格を含む個別事例)を確認したい場合は『過去の取引データを調べる』をご覧ください。 また、物件をお持ちの方で、自身の物件と類似する物件の過去の取引事例を調べたい場合は『不動産一括査定サイト』からお申し込みください。 無料で類似する過去の取引事例を手軽に入手できます。
エリアごとの最新動向
名古屋市において、最も中古一戸建ての価格相場が高いエリアは、『名古屋市昭和区』における坪単価 142万円/坪(43.0万円/㎡)、 最も低いエリアは、『名古屋市港区』における坪単価 76.9万円/坪(23.3万円/㎡)です。 上昇率が最も大きいエリアは『名古屋市北区』における+15.6%、 上昇率が最も小さいエリアは『名古屋市東区』における-39.8%です。
『名古屋市北区』『名古屋市北区』『名古屋市天白区』『名古屋市天白区』『名古屋市瑞穂区』は、価格上昇率が5%を超えており、特に注目されている地域です。この地域における中古一戸建て相場の上昇理由も調べてみましょう。
エリアごと価格相場の特徴
名古屋市千種区(140.0万円/坪), 名古屋市昭和区(142.0万円/坪), 名古屋市瑞穂区(136.0万円/坪)の平均中古一戸建て価格は、名古屋市全体の直近3年間の平均価格である123.2万円/坪よりも10-20%高い水準を示しています。この顕著な価格差は、名古屋市内で特に不動産需要が高いエリアであることを示しています。公共交通機関へのアクセス、教育機関や公的施設の充実など、住宅購入者に魅力的な要素が多くあります。これにより、名古屋市内でも特に価値の高い不動産市場となっています。
不動産鑑定士
竹内 英二のコメント
名古屋市 中古一戸建て相場一覧
エリア | 平均価格 | 平均単価 | 件数 | 前年比 |
---|---|---|---|---|
名古屋市千種区 | 9,136 万円 | 140 万円/坪 | 2,097 件 | +10.0% (2023) |
名古屋市東区 | 11,579 万円 | 124 万円/坪 | 752 件 | -39.8% (2023) |
名古屋市北区 | 5,037 万円 | 108 万円/坪 | 2,353 件 | +15.6% (2023) |
名古屋市西区 | 6,206 万円 | 112 万円/坪 | 2,086 件 | -8.8% (2023) |
名古屋市中村区 | 6,011 万円 | 115 万円/坪 | 2,359 件 | -0.8% (2023) |
名古屋市中区 | 24,617 万円 | 121 万円/坪 | 1,036 件 | -24.8% (2023) |
名古屋市昭和区 | 7,776 万円 | 142 万円/坪 | 1,439 件 | -4.3% (2023) |
名古屋市瑞穂区 | 6,367 万円 | 136 万円/坪 | 1,659 件 | +12.9% (2023) |
名古屋市熱田区 | 5,932 万円 | 107 万円/坪 | 799 件 | +2.5% (2023) |
名古屋市中川区 | 4,366 万円 | 98.2 万円/坪 | 3,392 件 | +0.5% (2023) |
名古屋市港区 | 4,043 万円 | 76.9 万円/坪 | 1,699 件 | -0.6% (2023) |
名古屋市南区 | 4,180 万円 | 99.1 万円/坪 | 2,344 件 | +9.3% (2023) |
名古屋市守山区 | 4,345 万円 | 105 万円/坪 | 3,085 件 | +3.9% (2023) |
名古屋市緑区 | 4,774 万円 | 126 万円/坪 | 4,440 件 | -4.0% (2023) |
名古屋市名東区 | 6,210 万円 | 125 万円/坪 | 2,388 件 | -12.6% (2023) |
名古屋市天白区 | 5,375 万円 | 121 万円/坪 | 2,402 件 | +13.0% (2023) |
宅地建物取引士・日商簿記2級
岩野 愛弓のコメント