高知県の住宅価格相場は坪単価 36.1万円/坪 (10.9万円/㎡)でした。中古住宅相場は高知県における6,964件の取引価格(売却価格)により計算したもので、標準的な住宅の値段(坪単価、評価額)がいくらになるか目安を示すものです。
価格相場 36.1 万円/坪 (10.9万円/㎡)
・平均築年数 31.4 年
・平均駅距離 35.7 分
・平均専有面積 74.6 坪 (246 ㎡)
・平均延床面積 49.7 坪 (164 ㎡)
このページでは「高知県」の平均的な中古住宅価格の相場、売却相場を調べたり、駅距離、面積などを指定して中古住宅価格(値段、評価額)を即座に計算することができます。 過去の中古住宅価格相場(実勢価格、売却相場)の推移や、中古住宅の取引価格を確認することができます。 また、「公示地価」、「相続税評価額」の情報も提供しています。
中古住宅相場は、中古住宅を売る際の売却相場(売出価格)の一つの目安です。 売却を決める前に、いくらで売る(売出価格をいくらにする)のが妥当か調べてみましょう。
高知県 中古住宅価格相場
価格相場 36.1 万円/坪 (10.9万円/㎡)
・平均築年数 31.4 年
・平均駅距離 35.7 分
・平均専有面積 74.6 坪 (246 ㎡)
・平均延床面積 49.7 坪 (164 ㎡)
高知県の住宅価格相場は 36.1 万円/坪 (10.9 万/㎡)、坪単価の中央値は 30.1 万円/坪 (9.1 万/㎡)でした。
2020 年における宅地(土地と建物)の坪単価は、2019 年における坪単価に比べ -10.8 %減少 (坪単価 -5.1 万円/坪)して推移。
住宅相場および推移は、6,964件の国土交通省の取引価格(売却価格)データに基づいて算定。
高知県 中古住宅相場一覧
エリア | 平均価格 | 平均単価 | 件数 |
---|
高知市 | 2,131 万円 | 46.6 万円/坪 | 3,982 件 |
室戸市 | 461 万円 | 7.8 万円/坪 | 91 件 |
安芸市 | 864 万円 | 22.6 万円/坪 | 123 件 |
南国市 | 1,794 万円 | 35.5 万円/坪 | 354 件 |
土佐市 | 1,207 万円 | 21.0 万円/坪 | 203 件 |
須崎市 | 608 万円 | 10.8 万円/坪 | 149 件 |
宿毛市 | 1,329 万円 | 17.8 万円/坪 | 183 件 |
土佐清水市 | 466 万円 | 5.9 万円/坪 | 112 件 |
四万十市 | 819 万円 | 21.0 万円/坪 | 276 件 |
香南市 | 1,214 万円 | 32.2 万円/坪 | 352 件 |
香美市 | 1,321 万円 | 35.0 万円/坪 | 201 件 |
安芸郡 | 348 万円 | 10.5 万円/坪 | 113 件 |
長岡郡 | 379 万円 | 8.0 万円/坪 | 51 件 |
土佐郡 | 377 万円 | 11.9 万円/坪 | 22 件 |
吾川郡 | 1,355 万円 | 33.9 万円/坪 | 233 件 |
高岡郡 | 656 万円 | 17.7 万円/坪 | 398 件 |
幡多郡 | 670 万円 | 16.1 万円/坪 | 121 件 |
沿線・駅 | 平均価格 | 平均単価 | 件数 |
---|
JR | 1,846 万円 | 40.3 万円/坪 | 5,414 件 |
・予土線 | 281 万円 | 9.6 万円/坪 | 43 件 |
・土讃線 | 1,859 万円 | 40.7 万円/坪 | 5,371 件 |
土佐くろしお鉄道 | 973 万円 | 22.3 万円/坪 | 1,624 件 |
・中村線 | 659 万円 | 14.9 万円/坪 | 418 件 |
・宿毛線 | 872 万円 | 17.7 万円/坪 | 558 件 |
・阿佐線 | 1,159 万円 | 26.2 万円/坪 | 904 件 |
土佐電 | 1,702 万円 | 43.0 万円/坪 | 750 件 |
・伊野線 | 1,658 万円 | 41.8 万円/坪 | 659 件 |
・後免線 | 2,220 万円 | 56.6 万円/坪 | 86 件 |
・桟橋線 | 1,940 万円 | 50.4 万円/坪 | 5 件 |
その他 | 195 万円 | 4.4 万円/坪 | 17 件 |
・阿佐海岸鉄道 | 195 万円 | 4.4 万円/坪 | 17 件 |
高知県の周辺環境
幕末の志士坂本龍馬の故郷として知られる高知県は、四国の南側にあり、太平洋に面しています。プロ野球のキャンプ地になるほど暖かい気候で、1年を通して雨が多いのも特徴です。県土に占める山地の割合が90%近くに達し、山が多い地形となっています。
豊富な水産物や農畜産物
高知県の人口は72万人。人口34万人の高知市に半数近くが集中し、東部や西部は急激な人口減少に直面しています。北部の大豊町は20世紀から人口の過半数を65歳以上の高齢者が占める限界自治体でしたが、限界集落が広がり続け、日本の高齢化社会を先取りした形になってしまいました。
産業は農業や漁業が中心。水産物ではカツオ、農作物ではトマトやピーマンが全国的に知られています。温暖な気候を生かして8月に収穫する早場米、土佐赤牛なども地域の特産品です。他にナスやミョウガ、ユズ、ショウガが全国一の出荷額を誇ります。
公共交通が弱く、自家用車が必需品
公共交通網はJR四国のほか、とさでん、第3セクター鉄道が運行していますが、とさでん以外は非電化で、本数も少ないのが実情。高知市内を除けば、自家用車がないと移動に困ります。
かつては四国他県との県境を標高1,000メートル以上の高い山で閉ざされ、陸の孤島と呼ばれていました。四国の他県は愛媛が広島、香川が岡山、徳島が関西と密接な関係にあるのに対し、高知は独立独歩の姿勢を貫いてきました。四国の他3県とそれほど経済的に密接な関係は今もありません。
だが、高速道路の開通で他県への移動は昔ほど長い時間がかかることはなくなりました。以前は関西、関東、九州へフェリーが運航していましたが、利用者の減少で廃止されています。
豊かな自然が移住者には好評
教育環境は高知高校、土佐高校など私学が充実し、学力優秀な生徒は私学に流れる傾向があります。ただ、大学は関東か関西へ大半が進学しています。
観光地は高知市のはりまや橋、桂浜、室戸市の室戸岬、県西部を流れる四万十川など。自然が豊かで、住民の性格も開放的な人が多いとされ、移住者には人気の場所です。