香川県の中古住宅価格相場(中古一戸建て・中古戸建て)は坪単価 32.3万円/坪 (9.8万円/㎡)でした。中古住宅相場は香川県における11,264件の取引価格(売却価格)により計算したもので、標準的な中古住宅の値段(坪単価、評価額)がいくらになるか目安を示すものです。
価格相場 32.3 万円/坪 (9.8万円/㎡)
・平均築年数 29.7 年
・平均駅距離 21.1 分
・平均土地面積 103 坪 (342 ㎡)
・平均延床面積 59.3 坪 (196 ㎡)
このページでは「香川県」の平均的な中古住宅価格(中古一戸建て・中古戸建て)の相場、売却相場を調べたり、駅距離、面積などを指定して中古住宅価格(値段、評価額)を即座に計算することができます。 過去の中古住宅価格相場(実勢価格、売却相場)の推移や、中古住宅の取引価格を確認することができます。 また、「公示地価」、「相続税評価額」の情報も提供しています。
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記事監修:岩野 愛弓
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。
香川県 中古住宅価格相場(中古一戸建て・中古戸建て)
価格相場 32.3 万円/坪 (9.8万円/㎡)
・平均築年数 29.7 年
・平均駅距離 21.1 分
・平均土地面積 103 坪 (342 ㎡)
・平均延床面積 59.3 坪 (196 ㎡)
香川県の中古住宅価格相場(中古一戸建て・中古戸建て)は 32.3 万円/坪 (9.8 万/㎡)、坪単価の中央値は 25.4 万円/坪 (7.7 万/㎡)でした。
2022 年における宅地(土地と建物)の坪単価は、2021 年における坪単価に比べ -7.6 %減少 (坪単価 -3.2 万円/坪)して推移。
中古住宅相場および推移は、11,264件の国土交通省の取引価格(売却価格)データに基づいて算定。
香川県 中古住宅相場一覧
エリア | 平均価格 | 平均単価 | 件数 |
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高松市 | 2,139 万円 | 42.2 万円/坪 | 5,701 件 |
丸亀市 | 1,520 万円 | 36.0 万円/坪 | 1,304 件 |
坂出市 | 1,263 万円 | 18.1 万円/坪 | 499 件 |
善通寺市 | 1,184 万円 | 25.1 万円/坪 | 282 件 |
観音寺市 | 1,477 万円 | 31.4 万円/坪 | 583 件 |
さぬき市 | 1,317 万円 | 19.1 万円/坪 | 533 件 |
東かがわ市 | 590 万円 | 9.9 万円/坪 | 340 件 |
三豊市 | 1,044 万円 | 15.5 万円/坪 | 520 件 |
小豆郡 | 759 万円 | 11.6 万円/坪 | 327 件 |
木田郡 | 1,733 万円 | 28.8 万円/坪 | 314 件 |
香川郡 | 1,000 万円 | 21.9 万円/坪 | 32 件 |
綾歌郡 | 1,325 万円 | 22.1 万円/坪 | 370 件 |
仲多度郡 | 1,048 万円 | 18.9 万円/坪 | 459 件 |
沿線・駅 | 平均価格 | 平均単価 | 件数 |
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JR | 1,511 万円 | 27.6 万円/坪 | 5,685 件 |
・予讃線 | 1,543 万円 | 28.4 万円/坪 | 3,695 件 |
・土讃線 | 1,123 万円 | 21.6 万円/坪 | 671 件 |
・本四備讃線 | 2,837 万円 | 60.9 万円/坪 | 191 件 |
・高徳線 | 1,567 万円 | 27.0 万円/坪 | 1,624 件 |
高松琴平電鉄 | 1,985 万円 | 40.2 万円/坪 | 5,200 件 |
・志度線 | 1,803 万円 | 28.3 万円/坪 | 903 件 |
・琴平線 | 2,104 万円 | 39.9 万円/坪 | 2,948 件 |
・長尾線 | 2,077 万円 | 44.3 万円/坪 | 1,731 件 |
香川県の周辺環境
「うどん県」の愛称が徐々に広がってきた四国の香川県。さぬきうどんの本場であることから命名された愛称ですが、雨が少なく温暖な瀬戸内特有の気候で、暮らしやすい一面を持ちます。
なだらかな地形で広い平野部
香川県は人口97万人。47都道府県の中で最も狭い面積で、人口密度にすると高い方から11位。過疎が深刻な四国では、人口集積の高い土地になります。高い山が多い四国の中では唯一、比較的なだらかな地形で、平野部が広いのも特徴です。
四国に置かれた国の出先機関の大半が高松市にあり、JR四国の列車運行が高松駅を中心にしていることから、四国の中心として栄えてきました。徳島県との県境近くに高松空港が整備されてからは、四国から海外へ旅立つ拠点にもなっています。
郊外型店舗が多く、交通弱者に厳しい一面も
さぬきうどん以外だと、高松市に源平の古戦場である屋島、国の特別名勝に指定された日本庭園の栗林公園があるほか、歌舞伎で有名な琴平町の金毘羅宮など観光名所が多く、最近は外国人観光客の数も増えてきました。
公共交通はJRの路線が高松市から岡山、徳島、高知、松山方面へ伸びています。他に私鉄の琴電がありますが、運行本数は多くなく、住民の大半が自家用車で移動しています。
高松市や丸亀市を中心にショッピングセンターや商店街があり、都市部の住民が買い物に困ることはありません。しかし、郊外型店舗が非常に多いだけでなく、徳島県や愛媛県との県境に近い山間部、瀬戸内海の離島部は過疎で商店や病院の閉鎖が相次ぎ、交通弱者には不便な一面が見えます。
製造業従事者が四国では最多
地元に穴吹グループなどがあり、四国ではマンションが多い土地ですが、比較的土地が広いので、戸建て住宅を買う人が多数を占めます。
勤務先は第1次産業が中心の四国では珍しく、製造業の割合が高いのが特徴。坂出市を中心に造船、石油、食品産業の工場が立地しています。
高級住宅街は高松市の番町や錦町にあり、都市部では十分な数の学校も備わっています。世帯平均年収に都市部と郡部で大きな差が出ておらず、四国では暮らしやすい地域といえるでしょう。