山口県の中古住宅価格相場(中古一戸建て・中古戸建て)は坪単価 32.3万円/坪 (9.8万円/㎡)でした。中古住宅相場は山口県における16,756件の取引価格(売却価格)により計算したもので、標準的な中古住宅の値段(坪単価、評価額)がいくらになるか目安を示すものです。
価格相場 32.3 万円/坪 (9.8万円/㎡)
・平均築年数 30.8 年
・平均駅距離 26.4 分
・平均土地面積 100 坪 (331 ㎡)
・平均延床面積 48.5 坪 (160 ㎡)
このページでは「山口県」の平均的な中古住宅価格(中古一戸建て・中古戸建て)の相場、売却相場を調べたり、駅距離、面積などを指定して中古住宅価格(値段、評価額)を即座に計算することができます。 過去の中古住宅価格相場(実勢価格、売却相場)の推移や、中古住宅の取引価格を確認することができます。 また、「公示地価」、「相続税評価額」の情報も提供しています。
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記事監修:岩野 愛弓
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。
山口県 中古住宅価格相場(中古一戸建て・中古戸建て)
価格相場 32.3 万円/坪 (9.8万円/㎡)
・平均築年数 30.8 年
・平均駅距離 26.4 分
・平均土地面積 100 坪 (331 ㎡)
・平均延床面積 48.5 坪 (160 ㎡)
山口県の中古住宅価格相場(中古一戸建て・中古戸建て)は 32.3 万円/坪 (9.8 万/㎡)、坪単価の中央値は 25.7 万円/坪 (7.8 万/㎡)でした。
2021 年における宅地(土地と建物)の坪単価は、2020 年における坪単価に比べ -4.4 %減少 (坪単価 -1.9 万円/坪)して推移。
中古住宅相場および推移は、16,756件の国土交通省の取引価格(売却価格)データに基づいて算定。
山口県 中古住宅相場一覧
エリア | 平均価格 | 平均単価 | 件数 |
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下関市 | 1,714 万円 | 33.3 万円/坪 | 3,273 件 |
宇部市 | 1,361 万円 | 32.1 万円/坪 | 2,185 件 |
山口市 | 1,849 万円 | 39.1 万円/坪 | 2,703 件 |
萩市 | 691 万円 | 14.0 万円/坪 | 553 件 |
防府市 | 1,739 万円 | 45.5 万円/坪 | 1,568 件 |
下松市 | 2,294 万円 | 57.1 万円/坪 | 746 件 |
岩国市 | 1,583 万円 | 36.3 万円/坪 | 1,317 件 |
光市 | 1,732 万円 | 33.6 万円/坪 | 483 件 |
長門市 | 587 万円 | 14.6 万円/坪 | 285 件 |
柳井市 | 982 万円 | 20.4 万円/坪 | 307 件 |
美祢市 | 608 万円 | 14.5 万円/坪 | 188 件 |
周南市 | 1,476 万円 | 33.4 万円/坪 | 1,802 件 |
山陽小野田市 | 993 万円 | 24.5 万円/坪 | 762 件 |
大島郡 | 510 万円 | 14.1 万円/坪 | 224 件 |
玖珂郡 | 2,389 万円 | 66.2 万円/坪 | 40 件 |
熊毛郡 | 853 万円 | 16.9 万円/坪 | 290 件 |
阿武郡 | 279 万円 | 7.5 万円/坪 | 30 件 |
沿線・駅 | 平均価格 | 平均単価 | 件数 |
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JR | 1,474 万円 | 32.3 万円/坪 | 16,612 件 |
・宇部線 | 1,408 万円 | 31.1 万円/坪 | 2,292 件 |
・小野田線 | 1,390 万円 | 30.1 万円/坪 | 935 件 |
・山口線 | 1,958 万円 | 40.8 万円/坪 | 2,401 件 |
・山陰本線 | 1,030 万円 | 20.5 万円/坪 | 2,779 件 |
・山陽本線 | 1,604 万円 | 33.8 万円/坪 | 9,309 件 |
・岩徳線 | 1,552 万円 | 35.9 万円/坪 | 1,664 件 |
・美祢線 | 799 万円 | 17.4 万円/坪 | 518 件 |
新幹線 | 1,907 万円 | 34.8 万円/坪 | 1,491 件 |
・山陽 | 1,907 万円 | 34.8 万円/坪 | 1,491 件 |
その他 | 890 万円 | 20.0 万円/坪 | 148 件 |
・錦川鉄道錦川清流線 | 890 万円 | 20.0 万円/坪 | 148 件 |
山口県の周辺環境
中国地方の西端にある山口県。江戸時代に長州藩が支配した旧周防、旧長門の両国から成り、維新の志士を多数輩出しました。明治以降の総理大臣も9人出し、最も多くの総理大臣を出した県になっています。
地域の拠点都市に人口が分散
山口県の人口は139万人。県庁は人口20万人の山口市に置かれていますが、人口最多は27万人の下関市です。他に17万人の宇部市、14万人の周南市、岩国市、12万人の防府市と地域の中心都市があり、人口が分散しています。
地域は岩国市、周南市など瀬戸内海沿岸、下関市など関門海峡付近、山口市など内陸に分けられます。瀬戸内海沿岸はどちらかといえば太平洋沿岸気候に近く、雨が多い土地です。関門海峡付近は温暖で、内陸は比較的積雪の多い場所です。
経済集積が最も高いのは下関市
瀬戸内海沿岸は重化学コンビナートを中心とした工業地帯で、高速道路網を生かした流通業が発展しています。以前は炭鉱地域でしたが、今は石炭に代わって石灰石が採掘され、セメント産業が盛んです。
下関市は地元地銀や新聞社が本社を置き、最も経済集積された地域です。海運業や貿易業も活発で、神戸製鋼、ブリヂストンの生産拠点が置かれています。日本海側は主に農業と漁業、内陸部は農業地域。県庁所在地の山口市は典型的な行政都市です。
秋吉台や萩の城下町、岩国錦帯橋が主な観光スポット。岩国市には米海兵隊の基地があり、岩国空港で飛行訓練をしています。
県西部は福岡、東部は広島とつながり
公共交通は山陽新幹線をはじめ、JR西日本の路線が東西に走っていますが、住民は自家用車で移動しています。県西部は福岡県、県東部は広島県とのつながりが強く、県外で買い物をする人も少なくありません。
福岡や広島発行の新聞が販売されており、県としての一体感はあまり感じられません。
道路事情は比較的良いのですが、中心となる都市がなく、生活には不便な面もあります。下関市周辺は人口減少が著しく、仕事は周南市周辺の方が多くなっています。日本海側は歴史にあふれた土地が続き、移住者に人気の場所です。