宮崎県の中古住宅価格相場(中古一戸建て・中古戸建て)は坪単価 39.2万円/坪 (11.9万円/㎡)でした。中古住宅相場は宮崎県における13,323件の取引価格(売却価格)により計算したもので、標準的な中古住宅の値段(坪単価、評価額)がいくらになるか目安を示すものです。
価格相場 39.2 万円/坪 (11.9万円/㎡)
・平均築年数 27.6 年
・平均駅距離 26.0 分
・平均土地面積 111 坪 (368 ㎡)
・平均延床面積 51.9 坪 (172 ㎡)
このページでは「宮崎県」の平均的な中古住宅価格(中古一戸建て・中古戸建て)の相場、売却相場を調べたり、駅距離、面積などを指定して中古住宅価格(値段、評価額)を即座に計算することができます。 過去の中古住宅価格相場(実勢価格、売却相場)の推移や、中古住宅の取引価格を確認することができます。 また、「公示地価」、「相続税評価額」の情報も提供しています。
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記事監修:岩野 愛弓
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。
宮崎県 中古住宅価格相場(中古一戸建て・中古戸建て)
価格相場 39.2 万円/坪 (11.9万円/㎡)
・平均築年数 27.6 年
・平均駅距離 26.0 分
・平均土地面積 111 坪 (368 ㎡)
・平均延床面積 51.9 坪 (172 ㎡)
宮崎県の中古住宅価格相場(中古一戸建て・中古戸建て)は 39.2 万円/坪 (11.9 万/㎡)、坪単価の中央値は 33.1 万円/坪 (10.0 万/㎡)でした。
2022 年における宅地(土地と建物)の坪単価は、2021 年における坪単価に比べ -18.9 %減少 (坪単価 -8.8 万円/坪)して推移。
中古住宅相場および推移は、13,323件の国土交通省の取引価格(売却価格)データに基づいて算定。
宮崎県 中古住宅相場一覧
エリア | 平均価格 | 平均単価 | 件数 |
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宮崎市 | 2,834 万円 | 54.6 万円/坪 | 5,381 件 |
都城市 | 1,242 万円 | 30.1 万円/坪 | 2,165 件 |
延岡市 | 1,594 万円 | 38.5 万円/坪 | 1,515 件 |
日南市 | 994 万円 | 21.1 万円/坪 | 654 件 |
小林市 | 977 万円 | 19.2 万円/坪 | 520 件 |
日向市 | 1,590 万円 | 40.4 万円/坪 | 741 件 |
串間市 | 408 万円 | 12.5 万円/坪 | 180 件 |
西都市 | 1,426 万円 | 32.1 万円/坪 | 312 件 |
えびの市 | 496 万円 | 15.1 万円/坪 | 210 件 |
北諸県郡 | 1,437 万円 | 39.8 万円/坪 | 331 件 |
西諸県郡 | 521 万円 | 16.3 万円/坪 | 50 件 |
東諸県郡 | 991 万円 | 21.5 万円/坪 | 248 件 |
児湯郡 | 855 万円 | 17.9 万円/坪 | 671 件 |
東臼杵郡 | 1,035 万円 | 24.5 万円/坪 | 213 件 |
西臼杵郡 | 459 万円 | 10.3 万円/坪 | 132 件 |
沿線・駅 | 平均価格 | 平均単価 | 件数 |
---|
JR | 1,927 万円 | 40.6 万円/坪 | 12,674 件 |
・吉都線 | 1,154 万円 | 24.9 万円/坪 | 1,855 件 |
・宮崎空港線 | 2,103 万円 | 48.5 万円/坪 | 300 件 |
・日南線 | 2,029 万円 | 44.1 万円/坪 | 2,402 件 |
・日豊本線 | 2,119 万円 | 43.8 万円/坪 | 9,986 件 |
宮崎県の周辺環境
宮崎県は九州の南東部に位置し、県木のフェニックスに代表される南国情緒で人気の土地です。1960年代には新婚旅行のメッカといわれ、温暖な気候から現在もプロ野球のキャンプ地として有名です。
日照時間が全国最高水準で、冬も温暖
宮崎県は人口110万人。県庁が置かれた人口40万人の宮崎市のほか、17万人の都城市、13万人の延岡市が中心都市ですが、県全体は1995年をピークに人口減少に陥っています。
日照時間、降水量とも全国で上位に入り、冬も温暖な気候です。平野部では雪が降ることは珍しくなっていますが、標高1,150メートルのえびの高原は九州でも指折りの寒冷地で、過去にマイナス20度という北海道並みの気温を記録したことがあります。
冬は乾いた西風が吹き、晴れの日が多くなります。このため、多くのプロ野球チームが春のキャンプを開いています。
畜産品は全国トップクラスの生産量
南国情緒を生かした観光に今も力を入れており、宮崎市にフェニックス・シーガイヤ・リゾートがオープンしていますが、海外旅行が身近になったうえ、沖縄に客足を奪われ、集客に苦労しています。
隣の鹿児島県と並ぶ九州きっての農業県で、乳牛、肉牛、豚、鶏は日本有数の生産量を誇っています。キュウリやダイコンも国内トップクラスの生産量で、ブロイラー、切り干しダイコン、日向夏は日本一の座を守っています。
林業では杉の生産地として知られ、漁業はマグロのはえ縄漁、ウルメイワシ漁が特に盛んです。
乳幼児医療費無料など子育て支援も充実
公共交通では、JR九州の5路線が県内を走っていますが、JR以外の鉄道運行事業者はありません。しかも、全区間が単線による運行で、JRの複線区間がないのは全国で宮崎県だけ。県民は主にマイカーで移動しています。
乳幼児の医療費が無料のほか、予防接種への助成なども充実し、民間シンクタンクが選んだ「いい子どもが育つ都道府県ランキング」では2位に入りました。宮崎市には育児相談や支援を受け持つ子育て支援センターが35カ所整備されています。豊かな自然と温暖な気候もあり、子育てには良い環境です。