鹿児島県の賃貸住宅(一戸建て・戸建て)の平均家賃は 764 円/㎡ でした。家賃相場は293件の過去の掲載家賃に基づき算定しています。
平均家賃 764 円/㎡
・平均築年数 26.8 年
・平均駅距離 27.2 分
・平均土地面積 80.7 ㎡ (24.4 坪)
このページでは「鹿児島県」の平均的な賃貸住宅家賃(一戸建て・戸建て)の相場を調べたり、駅距離、面積などを指定して賃貸住宅の家賃(値段、評価額)を即座に計算することができます。 過去の賃貸住宅家賃相場の推移や、取引データを確認することができます。
記事監修:岩野 愛弓
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。
鹿児島県 賃貸住宅家賃相場(一戸建て・戸建て)
平均家賃 764 円/㎡
・平均築年数 26.8 年
・平均駅距離 27.2 分
・平均土地面積 80.7 ㎡ (24.4 坪)
鹿児島県の賃貸住宅(一戸建て・戸建て)の平均家賃は 764 円/㎡、家賃の中央値は 796 円/㎡でした。
2017 年における賃貸住宅の単価は、2016 年における単価に比べ -16.0 %減少 (-145.5 円/㎡)して推移。
家賃相場および推移は、293件のデータに基づいて計算。
賃貸住宅 家賃相場一覧 〔実勢家賃〕
エリア | 平均家賃 | 平均単価 | 件数 |
---|
鹿児島市 | 70,176 円 | 964 円/㎡ | 108 件 |
鹿屋市 | 57,454 円 | 747 円/㎡ | 100 件 |
垂水市 | 45,000 円 | 420 円/㎡ | 1 件 |
日置市 | 68,000 円 | 450 円/㎡ | 1 件 |
曽於市 | 43,400 円 | 800 円/㎡ | 5 件 |
霧島市 | 48,382 円 | 758 円/㎡ | 68 件 |
志布志市 | 57,000 円 | 837 円/㎡ | 1 件 |
姶良市 | 67,571 円 | 641 円/㎡ | 7 件 |
肝属郡 | 62,500 円 | 800 円/㎡ | 2 件 |
沿線・駅 | 平均家賃 | 平均単価 | 件数 |
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JR | 54,900 円 | 808 円/㎡ | 100 件 |
・指宿枕崎線 | 74,810 円 | 1,100 円/㎡ | 21 件 |
・日南線 | 48,750 円 | 665 円/㎡ | 4 件 |
・日豊本線 | 52,379 円 | 776 円/㎡ | 66 件 |
・肥薩線 | 49,429 円 | 734 円/㎡ | 14 件 |
・鹿児島本線 | 65,125 円 | 829 円/㎡ | 16 件 |
鹿児島市電 | 76,382 円 | 1,056 円/㎡ | 34 件 |
・第一期線 | 70,800 円 | 1,099 円/㎡ | 5 件 |
・第二期線 | 86,250 円 | 1,178 円/㎡ | 8 件 |
・谷山線 | 74,000 円 | 1,024 円/㎡ | 19 件 |
鹿児島県の周辺環境
九州の最南端にある鹿児島県は、旧薩摩国、旧大隅国と奄美地方から成ります。世界遺産の屋久島やしばしば噴火する桜島、種子島宇宙センターなどがあり、さまざまな面で豊富な資源を持つ地域です。
冬は温暖だが、意外に雪が降ることも
鹿児島県は人口164万人。県庁は人口60万人の鹿児島市に置かれています。鹿児島市は江戸時代、薩摩藩の城下町として栄え、明治維新の礎を築いたほか、戦国時代にザビエルの上陸で日本に初めてキリスト教が伝来した歴史も持っています。
県内は南北600キロに及ぶことから、伊佐市など積雪地帯もあれば、奄美大島のように亜熱帯気候の場所も存在します。鹿児島市は冬も温暖ですが、東シナ海に面していることから風向き次第で降雪し、意外なことに九州の県庁所在地で積雪回数が多いところになります。
奄美地方は沖縄と同じ亜熱帯気候で、最も寒い時期でも平均気温は15度前後。ただ、台風の上陸、接近は沖縄と同様に非常に多くなっています。
日本有数の農業県で、黒豚と焼酎が名物
さまざまな自然や文化遺産を抱えるのも鹿児島県の特徴です。中でも屋久島は総面積の90%が森林で、21%が世界遺産に指定されています。標高差が大きく、亜熱帯から亜寒帯にまたがる多様な植物相で知られ、縄文杉が特に有名です。
日本有数の農業県で、サツマイモ、茶、サヤインゲンが代表的な作物。畜産物では黒豚、水産物ではウナギとカツオ節が日本を代表する産地に成長しました。焼酎も伝統的な鹿児島の特産品です。
種子島宇宙センターをはじめ、県内各地に宇宙開発用の研究施設が設けられ、日本の宇宙開発の1大拠点になっています。
山間部の過疎、高齢化が着々と進行
離島部との交通は主な島に空港が整備され、空路が中心。薩摩、大隅地方はJR九州の九州新幹線をはじめ、第三セクターの肥薩オレンジ鉄道、鹿児島市交通局の路面電車が走っています。
山間部は過疎地域が多く、高齢化も進行しており、買い物弱者や交通弱者が増えています。このため、自治体の負担が大きく、財政力指数は全国でもかなり悪くなっています。